【MOS対策のヒント】Excelの選択範囲をうっかり間違えないで済む方法はこれ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
MOS試験の「範囲選択」うっかりミスを防ぐ方法!

当教室の、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)資格 対策講座の中から、試験の点数アップに役立つ「ヒント」を掲載しています。

今回は、MOS Excelの試験でよく出てくる、「広めの範囲選択」でうっかりミスをしないためのヒントです。

少し広い範囲の選択で「うっかりミス」が出る

例えば、こんな問題の場合です。

(画像タップで拡大します。元にもどるときは「戻る」ボタンで戻って下さい。)

最初の状態。各支店の売り上げ集計

問題文

  • シート「2016上期」「2016下期」の両方を、シート「2016集計」の右側にコピーしてください。
  • コピーしたシートの名前を「2017上期」「2017下期」に変更してください。
  • シート「2017上期」「2017下期」の、セル範囲【B4:G17】のデータをクリアしてください。

回答後の画面(正解)

回答後の画面(正解)。コピーして作った2017年のシートの、データの部分のみがクリアされ、数式はすべて残っている

セル範囲の終点を「思い込み」で間違ってしまった場合

よくある「うっかりミス」として、選択範囲の始点は正しいのに、終点を間違ってしまう、というパターンがあります。

問題文: セル範囲【B4:G17】のデータをクリア

実際の操作:セル範囲【B4:H18】のデータをクリア

回答後の画面(正解)。選択の終点をまちがっているため、数式までクリアされている

なぜこういうミスが起こるのか

MOSの対策学習をすでにやっている方は、経験あると思いますが、なぜこんなミスが起こるかといいますと、

  • 行列番号から範囲終点までの距離が長いため、目線を移動している間にズレる
  • 「あ、シートを2枚ともコピーして、中身を全部クリアするのね!」と、問題文を自分で勝手に翻訳して、思い込んでいる

といったパターンが多く、特に2番目の「思い込み」は、同じミスを繰り返してしまうことが多いのです。

実務の経験がある方は、このようなケースで「思い込む」可能性は少し低いといえます。実務では、このようなケースで数式だけ全部残して、データだけ入れ替えることが多いですからね。

しかし多くの人は、試験の問題文は一度自分の言葉に翻訳してから、操作を行っているものです。人間は、問題文の言葉をそのまま行動に移せるほど器用じゃありません。

ですので、この「自分の言葉に翻訳する」部分で、ヒューマンエラーがしばしば起こるのです。

選択範囲のミスを確実に防ぐ方法とは!?

では、こういうミスを未然に防ぎ、不用意な減点をうけない方法とは何でしょうか?

とっても簡単な方法です。

選択範囲を、名前ボックスに手打ちしてしまいます。

選択するときに、マウスで選択するのでなく、左上の「名前ボックス」に、問題文のとおりの選択範囲をキーボードで手打ちするのです。

マウスで選択すると、どうしても「このへん」とか「全部」とか、あいまいな選択ができてしまいます。しっかり確認しているつもりでも、ミスが出てしまう方は、こうやって「文字」として打つことで、「確かに問題文どおりに打った」という確認が簡単にできます。確実なだけでなく、時間短縮にもなりますね。

セル選択のときだけでなく、行選択、列選択も、この方法でできます。

  • 列選択の例: 「B:G」
  • 行選択の例:「4:17」

実際におてもとのエクセルで打ってみてください。選択範囲を文字で入力して、Enterを押した瞬間にパッ!と選択が入ると思います。

なかなかミスがなくならない方は、ぜひお試しください

MOS試験対策も、終盤になってくるとなかなか点数が上がらなくて、ちょっと挫折感が出る時期がありますよね。新しいことを学ぶというより、知っているはずのことを確実に正答する「コツ」のようなものがあります。

がんばって正確にやっているはずなのに、模擬試験の点数がなかなか上がらない方は、この方法、ぜひお試しください!

関連記事
志木エリアで資格試験を手軽に受験できます。Web受付を開始しました。
まだまだ気温差が激しいとはいえ、すっかり秋になった、今日このごろです。猛暑が過ぎ、過ごしやすくなって、「そろそろパソコン習おうかな・・・」という方が増えてくるころですね。 当教室は、10月1日より(株)オデッセイ・コミュニケーションズが実施する資格試験の試験会場となっています。 そして、昨日より、Webフォームによる試験申し込みの受け付けを開始しました! オデッセイコミュニケーションズが実施する全ての試験が受験できます オデッセイコミュニケーションズは、米国Certiport社の実施する資格試験のほか、独自のCBT(Computer Based Testing)システムによる資格試験も実施しています。合計10種類の試験がありますが、すべて当店で受験できます。 MOS(Microsoft Office Specialist) MTA(Microsoft Technology Associate) IC3 VBAエキスパート ACA(Adobe Certified Associate) (以上、米国Certiport社実施試験) コンタクトセンター検定試験(コン検) ビジネス統計スペシャリスト Rails技術者認定試験 統計検定 リユース検定 (以上、オデッセイコミュニケーションズ実施試験) 当店は、席数はまだ少なく、全2席(予備機除く)でのスタートとなりますが、地域の皆さんの需要により、必要に応じて増席してまいります。当面、土曜日営業終了後1コマと、日曜日5コマ、という試験時間で運用いたします。 志木・新座・朝霞・富士見市エリアに、受験しやすい環境を作ります。 近隣のパソコン教室では、MOSの試験しか実施しない教室がほとんどです。MOS以外の試験は、さいたま市や東京都内に行かないと受験できないものが多かったのです。 また、受験申し込みも、電話やメールでの確認が必要な会場が多く、ご自身のスケジュールに合わせてスムーズに受験できる、とは、なかなかいえない環境でした。 このような中、全ての試験を実施すると、受付方法などは多様化し事務的には少し負担がありますが、試験システムはすべて共通のものであり、特段の追加設備が必要ということはありません。 そこで当教室では、実施可能な全ての試験を実施するとともに、Webフォームによる自動受付を導入し、リアルタイムで空席時間帯を探して申し込みできるようにしております。各試験の申し込みフォームも、細かく制御して、各試験に必要な情報をもれなくご提供できる体制をとっております。 個人情報を漏えいから守る、SSL/TLS対応 当教室のWebサイトは、このブログも含めて完全SSL対応です。通信を暗号化し、接続先も証明書によって確認されます。 まだまだ小規模な試験会場ですが、ネットワーク経路上の情報漏えいや、接続先偽装によるフィッシングを防ぐ、こうした技術を先行的に導入しております。 受験料の支払いはスピーディーなクレジットカード対応 Webフォームから試験にお申し込みいただく際に、お支払方法を指定していただきます。教室持参/銀行振り込みのほか、クレジットカード払いにも対応しました。 受験料の支払いには期限があり、一週間程度前にはご入金を確認する必要があるのですが、クレジットカードをお持ちの方は、当教室からの請求メール(PayPalのサービスを利用しています)から、そのままクレジット決済が可能です。この方法により、現在5営業日前までお申し込みを受け付ける体制をとっております。 銀行振り込みをご利用の方も、オンラインでお振込みを確認しますので、銀行営業日に注意する必要はありますが、現在同じように5営業日前までお申し込みを受け付けます。 受験しようと思っても、なかなか予定が決まらない方もいらっしゃると思いますが、当教室のWebフォーム予約は24時間受け付けています。ぜひご利用ください。 ※当教室のWebフォームは、既成の受付フォームではなく、独自開発のものを使用しております。同様の受付フォームを導入したい方は、info@curio-shiki.com までご相談いただければご対応いたします。 埼玉エリアで、資格試験をもっと身近なものに 資格をとることは、ご自身の経験や学習を客観的に証明できることです。就職・転職はもちろん、ご自分の「自信」になるという意味でも、ご自身の人生にとって大きなステップとなるものです。 また、資格試験の対策学習という形をとることで、明確な目標ができます。漠然と学習するよりも、目標をもって学習した方が、多くの場合、じっさいに身につくと思います。 都心部でないとなかなか実現できない、利便性の高い受験環境を、志木の地にご用意してみました。皆様のチャレンジを、お待ちしております。  
記事を読む
【MOS合格後】MOS認定証を電子メールで提出する方法
会社や学校から「MOS認定証をメールで送ってください」と言われることがあります。でも、「メールで送る」っていっても、自分のパソコンに認定証は入ってないし…どうしたらいいか分からないですよね。 MOS公式サイトには、その方法が一応PDF版で公開されていますが、ちょっとリンクがたどりにくく、分かりにくい感じがします。 今日もMOSに合格した受験者の方から、ご質問がありましたので、ここにまとめておきます。 MOS認定証をメールで送る方法 以下に、順を追って手順をご説明します。最初に全体を箇条書きすると、 Certiport Web Portalにログインする 自分の認定証を確認し、「公開用」を表示する 「認定証の送信」ボタンから、MOS認定証を送信する となります。 なお最後に、〈参考〉として、実際に送られるメールのイメージも示していますので、参考にご覧ください。 1. Certiport Web Portalにログインする MOSの資格証は、米国Certiport社が管理しています。皆さんがMOSを受験する前にIDを取得した、あの会社です。 そこでまず、Certiport Web Portalに、自分のIDとパスワードでログインします。 上記のリンクから直接飛べますが、この記事をみてない時に自力でたどりつく方法をご説明します。 GoogleやYahoo! で、「Certiport」と検索します。 すると、おそらく次の検索結果がトップに出ます。ぜんぶ英語ですが、アメリカの会社なので、とりあえずしょうがないです…… (画像をタップで拡大できます。戻るときは「戻る」ボタンで戻ってください。) この検索結果を押すと、次のような画面に移行します。 この画面右上の「Login」を押します。 すると次の画面になるので、自分のIDとパスワードでログインします。 2.自分の認定証を確認し、「公開用」を表示する ぶじログインできたら、自分のMOS認定証が表示されていると思います。 この画面の中の「本人用」というところをクリックして、「公開用」に切り替えます。 公開用のMOS認定証が表示されます。 3.「認定証の送信」ボタンから、MOS認定証を送信する 表示された公開用のMOS認定証は、よく見ると右上に「認定証の送信」というボタンがありますので、これを押します。 すると次のような画面になりますので、「電子メールアドレス」の欄に、送りたい相手のメールアドレスを入力します。 必要であれば、下の空欄に相手先へのメッセージを添えて、「送信」ボタンを押せば、送信完了です。 送った相手先では、あなたのMOS資格証が、試験主催団体であるCertiportが真正を証明する形で、表示されます。 〈参考〉実際に送られるメールのイメージ ふだん送るメールとやり方が違うので、何となく不安な方もいらっしゃると思いますので、実際に送ってみたメールのサンプルを示します。 このように、相手の受信箱には「〇〇〇〇の認定証(取得資格)ご確認のお願い」という件名のメールが表示されています。米国からのメールのため、場合によって「迷惑メール」フォルダに入ってしまう場合があります。「届いていない」と言われたら、「迷惑メールフォルダに入っていませんか」と確認しましょう。 このメールを実際に開いてみましょう。 本文中にあるモザイクの箇所はすべて、あなたの名前が入ります。このように、あなた本人から送信されたMOS認定証であることが、分かるような文面になっています。 そしてさらにこの中の「デジタル認定証」と書いてあるリンクを押すと、次の画面になります。 これが実際に、あなたがMOS認定証を送った相手に表示される認定証です。 MOS公式サイトの記載はこちら MOS公式サイト掲載の手順説明はこちらです。この記事と同じ内容が出ていますが、今ご覧いただいた記事の方が詳しく説明していると思います。 デジタル認定証の公開(PDFファイルが開きます)--MOS公式サイト  
記事を読む
就職・転職の際、企業が求めるOfficeスキルとは・・・
ある生徒さんが、派遣会社のスキルチェックを受けてこられました。今日、その詳しいお話をうかがったのですが、 「Wordに関しては、それほど高いスキルを求められている印象はなかった。Excelについては、「できればVLOOKUP関数とか、ピボットテーブルまで使えるようだと良い」と言われたそうです。 当パソコン教室のコースに置き換えますと、「Wordは基礎までで良いが、Excelは応用までできたほうが良い」ということになります。 これは、すでに転職活動をしていらっしゃる方にとっては、おそらく肌身で感じられていることと思いますが、なぜ、企業はExcelの方に、より高いスキルを求めるのでしょうか? WordとExcelでは、スキルの意味が違う 実は、Wordの場合、たいていのビジネス文書は、「基礎」の範囲で作成できることが多いのです。 当パソコン教室で、「Word基礎」に入らない機能といえば、例えば「図形・図表・写真を使った文書」の中でも高度なもの、長い文章を手際よく作成・校正する機能などです。これらの機能は、研究機関や出版社などでは使うかもしれませんが、普通の会社だと、全員に必須とまでは言えません。 しかも、こんな機能になると、Wordは少し力不足な面があります。より高いクオリティが求められる印刷原稿には、どこでもWordなんか使わずにIllustrator(イラストレーター)を使っています。長い文章を作成する場合にも、章立て単位の編集や入れ替えが得意な「アウトラインプロセッサ」や、印刷出稿までできる「InDesign」など、よりすぐれたソフトはたくさんあります。 むしろ、Wordのスキルが高い、ということは、「基礎レベルの機能を使いながらも、きれいな文書が作成できる」「タイピングも含めて作業が早い」ということに重点があるように思います。 表を作るにしても、セルの大きさを適切なバランスにしたり、文書全体で体裁を整えたりするのは、案外難しいものです。写真一枚貼り付けるにしても、文字を重ねるのか、重ねないのか、重ねた文字をどうデザインするかで、見た目がまったく変わります。タイピングは、どんな高度な機能を知っていても練習する以外に速くなる方法がありません。このように、使っている機能は基礎的なものでも、その中でスキルアップが必要なのがWordです。 これに比して、Excelの方は、冒頭で出てきたピボットテーブルに代表されるように、Excelにしかない高度な機能がとても多いのです。企業システムや会計ソフトなどを使っていても、ちょっとデータを整理しようとすると、かゆいところに手が届かない、ということはよくあります。こんなとき、Excelに書き出して、データベース機能やピボットテーブルを使って整理し、また元のソフトに戻すと、驚くほど能率的にデータが整理できます。 WordもExcelも・・・みなさん、がんばってみますかぁ!? そういうわけで、スキルチェックをきっかけにして、なんだか目標が高くなってしまった感のある教室なのですが・・・・ 大丈夫です。なんどもこのブログで言っていますが、基礎をおろそかにしない、分からないところをそのまま流さない、という姿勢で練習を続けていけば、スキルアップはかならずできます。(ピボットテーブルまでやりたい方は、一応、「Excel応用コース」を追加していただかないといけないんですが・・・) 今日も教室でお話ししたのですが、企業がVLOOKUPとピボットテーブルを求めるからといって、その学習から始めるのは、間違った学習法です。数式の取り扱い、セル参照の取り扱い、関数の使い方。そうした基本をおさえた学習法をしていれば、VLOOKUPなんて出てきた途端に理解できます。 (インストラクターとしましては、どちらかというと、VLOOKUPなんていう応用の効かない関数は大嫌いです・・・。INDEX, MATCH, COUNTIF, SUMIFなどの関連する関数と一緒に覚えていただきたいと思います。) そしてWordのスキルアップは、なんといってもタイピング練習と、あとは実際に文書を作ってみることだと思います。練習問題にとどまらず、自分の日常の中でWordを使ってみることです。住んでいるマンションの掲示物なんかを、「私、作りますよ!」なんて言って、引き受けてみるのもいいかもしれません。(防水のラミネート加工は当教室でできます。) フォントや画像などは、使ってみなければ特性が分かりませんし、他人に見せる、評価を受ける場をもつことも必要です。 がんばる、という方には、とことんおつきあいいたします。
記事を読む
合計ボタン(オートSUM)
エクセルには、便利な「合計ボタン」(オートSUMボタン)がついています。 エクセルを使う方はほぼ全員、使ったことのあるボタンですね。 オートSUMは「押せば合計できるボタン」じゃないんです オートSUMボタンは、とても便利で手早く作業ができるのですが、意外と「実際に何をしているのか」ご存知ない方が多いボタンでもあります。 特に、「他のスクールで少しエクセルを習った方」に、誤解が多いボタンです。当教室に無料体験レッスンで来られた際に、「ここでこれ押せばいいんですよね?」といって、ポチっと押してみて、結果がまちがっているので「あれれ・・??」ということになるんです。 そう、オートSUMは、「ポチッと押せば合計が出せるボタン」ではないんです。きちんとその動作を知って使わなければ、「あれ、合計できない…」で止まってしまい、手早く作業どころか、おそろしいことに・・・「エクセル使えない人」になってしまう、「魔のボタン」に変わってしまうのです。 たとえばこんな例です。 この状態で、矢部卓也君の総合ポイントを計算しようとして、「オートSUM」ボタンを押すとこうなります。 オートSUMボタンを押しても、矢部卓也君の「外国語」しか合計範囲に入りません。あれれ??おかしいな?? 何がまちがってたんだろ・・・・ オートSUMボタンの実際の動作 このとき、エクセルは次のような動作をしています。 まず、オートSUMボタンが押されたセルに、SUM関数を挿入する。 そのセルの、「上」と「左」を確認し、数字が入っているセルを探す。 数字があった方向に、セルをひとつずつたどっていって、数字ではないセル(文字列または空白)を探す 見つけた、「数値ではないセル」の手前までを参照範囲とする このように、オートSUMボタンの動作内容をきちんと知れば、意図しない動作をしても「なるほど」と思えますよね。 ちなみにこの例の場合では、オートSUMボタンを押した後、正しい合計範囲をマウスで指定してやれば、正しく合計することができます。 オートSUMボタンは、「関数入力のお手伝いボタン」 ですからオートSUMボタンは、関数を手早く入力するためのお手伝いボタン、と考えるべきなのです。 この例では、オートSUMボタンを利用して、 ボタンを押す。 範囲を選択しなおす。 このたった2手順で、次の関数を入力できていますね。 =SUM(B5:E5) でも、あくまでお手伝いであって、もとの関数をきちんと理解して使わないと、いざというとき分からなくなるんです。「あれれ?? ボタンを押したのに合計されない・・・」というところで、先に進めなくなってしまうんです。 SUM 関数は数学/三角関数の 1 つで、値を加算します。個々の値、セル参照、セル範囲、またはこれらすべての組み合わせを加算できます。 次に例を示します。 =SUM(A2:A10) =SUM(A2:A10, C2:C10) (引用元・ Microsoft Officeサポート「SUM 関数」) この引用をみて不思議に思われた方もいるかもしれません。SUM関数の( )の中に、範囲が2つ指定されていますね。 実はSUM関数は、( )の中に入っているものを、いくつであろうが全部足してしまう関数だったんです。ですから、 =SUM(1,2,3,4,5) とすれば、そのセルには「15」と表示されます。   せっかく習うなら、実際に使えるスキルを身に付けましょう エクセルの各機能は、その「中身を知って」使うのと、表面的に「使い方を習うだけ」では、身に付き方が全然違います。せっかく習うなら、テキスト通りの場面じゃなくて、実際に出会うどんな場面でも使えるスキルを身に付けたいですね。 前にエクセルを習ったのに、忘れてしまった、という方。 習ったはずの機能が、いざ使おうとしたら全然使えなくて悲しかった、という方。 独学でスキルアップを目指しているが、どう勉強していいかわからなくなった、という方。 こんな方は、当教室でじっくり基礎を見直すと、前に進めると思います。入会時にコース料金がかかりますが、入会後は毎日かよっても月々3,000円(税別)だけですので、気兼ねなくじっくり通って練習ができます。 この記事を読んで「アッ自分のことだ・・・」と思った方は、ぜひ一度、教室に遊びに来てください!
記事を読む
MOS2016の試験、各科目が順次開始されています!
就職・転職のための資格として、定番のMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)。その新バージョン試験、MOS2016が「いつ始まるんだろうか」と関心を寄せていらっしゃった方も多いと思います。 【この記事について】 この記事は、昨年末MOS2016の開始が延期されたことを報じる記事でしたが、開始が発表されましたので、これ以降の大部分のコンテンツを削除いたしました。 MOS2016について詳しくは、当ブログの別記事 MOS2016、いよいよ試験開始です。テキストも充実してきました。どのバージョンを受験する??--キュリオステーション志木店のブログ もしくは下記情報元サイトをご覧ください。 情報元リンク MOS2016試験概要―MOS公式サイト MOS2016の試験方式の解説、受験料などの情報があります。 MOS2016-Certiport 米国Certiport社の、MOS2016公式サイトです。 MOS Word/Excel 2016の試験が開始されました! MOS Word/Excel 2016の試験がいよいよ開始されました! MOS PowerPoint 2016もまもなく開始される見込みです。公式サイトの表記が「2月予定」となったまま3月となってしまいましたが、PowerPointも3月中には開始されるでしょう。 MOS公式サイトで最新情報をご確認ください。 以降の開始予定は、MOS公式サイトによれば次の通りです。 【スペシャリストレベル(一般資格)】 PowerPoint 2016 2017年4月 Access 2016 2017年4月以降 Outlook 2016 2017年4月以降 受験料 一般価格:10,584円(9,800円+税) 学割価格:8,424円(7,800円+税) 【エキスパートレベル(上級)】 Word/Excel 2016 Expert(上級) 2017年4月以降 受験料 一般価格:12,744円(11,800円+税)学割価格:10,584円(9,800円+税)。 MOS 2016の新試験方式などの最新情報は、当ブログ別記事をご覧ください。 MOS 2016の新しい試験方式、テキストの発売情報、学習の指針など、最新情報を掲載した別記事があります。こちらをご覧ください。 MOS2016、いよいよ試験開始です。テキストも充実してきました。どのバージョンを受験する??--キュリオステーション志木店のブログ ※FOM出版のテキストは3/17発売ですが、すでに予約が始まっています。こちらも、この記事に掲載しています。 万全の準備で試験にそなえましょう! 大学3年生の就活も解禁されましたが、早めに最新のMOSを取得しておこう、という方もいらっしゃると思います。 MOS2013と試験範囲は同じなので、それほど身構える必要はありません。しっかりと全範囲が身についていれば、きちんと合格できる試験です。 まだ開始されて1か月ですが、すでに受験して合格された方もけっこういらっしゃいます。 当教室はWord/Excel2科目連続受験に対応しています 当教室の試験時間割は、一部科目(コンタクトセンター検定など)が90分の試験時間となるため、2時間きざみの予約枠となっています。50分のMOS試験については、2科目連続受験が予約可能なシステムとしています。MOS Word 2016と Excel 2016が同時リリースとなっても、同日・同時限に連続して受験することができます。 ぜひ、万全の対策で、最新の試験にチャレンジしていただきたいと思います! 独学では心配な方は、ぜひ当教室、または全国のキュリオステーションにご相談ください。一時間の無料体験レッスンと、格安の資格対策コースをご提供しています!
記事を読む
近似値と完全一致の動作サンプル(数値の場合)
VLOOKUP関数の構文は、次のようになっていますね。 = VLOOKUP (検索値, 検索範囲, 戻り値の列番号, 検索条件) 今日は、この構文の最後の引数、「検索条件」のお話です。 「検索条件」は、「TRUE(近似一致)」または「FALSE(完全一致)」で指定します。 多くのテキストやウェブサイトでは、「この検索条件を省略すると、予期しない結果を返すことがありますので、必ず『FALSE(完全一致)』を指定してください」と書いてあります。 実際の業務では、この「検索条件」を使いこなすことで、効率化に貢献する場合があります。ただし、実際に「TRUE(近似一致)」を指定したら、どういう動作をするのか?? 、また省略した場合はどう動作するのか? ということについて、正確に知った上で使わないと、期待した通りの結果が得られません。 この記事では、それを実際に検証してみたいと思います。 ※2017/09/10更新 文字列の場合に重要な見落としがあったため、この部分を全面改訂しました。 「検索条件」を省略した場合の動作にひそむ、落とし穴 Excelの仕様では、この「検索条件」を省略した場合は「TRUE」(近似一致)となる、ということですが、実は、次の二通りの記述で動作が異なります。 = VLOOKUP (検索値, 検索範囲, 戻り値の列番号, )  ---- 「FALSE(完全一致)」となる(省略していないとみなされる) = VLOOKUP (検索値, 検索範囲, 戻り値の列番号) ---- 「TRUE(近似一致)」となる(省略しているとみなされる) 違うのは最後の「, (コンマ)」一個だけです。 「, (コンマ)」があることで、省略していないとみなされ、空白値「ゼロ」があるとみなされます。「ゼロ」は「FALSE」と同義ですので、このような動作になります。 「近似一致」と「完全一致」の動作を詳しく比較する(数値の場合) 次に、両者の動作をくわしく比較し、「近似」とは実際にどんな意味なのかを検証します。まず、数値の場合です。 B2, E2セルの数式はそれぞれ、次の通り入力されています。 近似一致: =VLOOKUP(A2,Sheet2!$A$1:$B$3,2,TRUE) 完全一致: =VLOOKUP(D2,Sheet2!$A$1:$B$3,2,FALSE) つまり、数値に対して近似一致を指定した場合、「検索値を超えない範囲の最大値が戻り値となる」ということかな?? と思われます。 しかし、そう言い切ることができるのか、正確に検証するために、こんどはこのシートの検索範囲を、上下逆に配置してみます。 「完全一致」の結果はさきほどと全く同じですが、「近似一致」のほうは、なんともいいがたい、不可解な結果が出ます。 興味のある方は、「なぜこんな戻り値になるのだろう?? どういう検索の仕方をしているのかな・・・」と考えてみるのも良いですが、これは簡単に理解できる結果ではありません。 VLOOKUP関数は、検索範囲が昇順(小さい順)にきちんと並んでいないと、不可解な、意味のない結果を返す、という理解の仕方が最も現実的です。 参考: どうやら「二分探索(バイナリサーチ)」と呼ばれるアルゴリズムで検索しているようです。単純に「上から順にみている」といったものでは全くありません。 →Wikipedia 「二分探索」 VLOOKUPで、数値データを「近似一致」で検索した場合の動作、結論。 結論としては、 検索範囲を正確に昇順に整列した条件のもとでのみ、検索値を超えない範囲の最大値を返す。 検索範囲が昇順でない場合は、確実な動作が見込めません。 正確に動作させるには、念のため、検索範囲の方を昇順で並べ替えておくとよいでしょう。 また、「検索値を超えない範囲の最大値」を戻り値とするため、実際上は「切り捨て」と同様の意味になります。もしこれを「四捨五入」にしたい場合には、 =VLOOKUP(ROUND(A2),Sheet2!$A$1:$B$3,2,TRUE) のように、あらかじめ検索値を四捨五入しておくとよいでしょう。 「近似一致」と「完全一致」の動作を詳しく比較する(文字列の場合) 次に、文字列で検索する場合を見てみましょう。 文字列の場合は、近似一致の結果は、前方一致のように見えますが、少し違います。 「1こ」→N/A 「2こ」→1.5 そして最も不可解なのは ...
記事を読む
ちゃちゃっと電卓で計算です
「Wordも、Excelも、怖くて開いたことがない」ような、初心者の方むけの記事です! 当パソコン教室に来られる方は、やはり初心者の方が大半です。しかし、ひとくちに初心者といっても、お一人ずつ状況は異なります。自分でWordもExcelも開いたことがあって、分からないなりに触ってみたことがある方もいれば、「WordもExcelも、怖くて開いたことがない」というような方もいらっしゃいます。 特にExcelは、開くといきなり「あみ目」みたいなものが広がっていて、「ああ、ここは自由に何かを書いちゃいけないんだな」という気分にさせます。そのくせ、他人がExcelを使っているのを見ると、ものすごく高度で、いかにもコンピュータを使っている感じです。「こんなただのマス目に、いったいどうやったら、そんな力があるんだろう」と不思議になりますが、その自分と他人の落差の大きさに、何から始めていいのか分からなくなってしまう・・・・。 そんなことを思ったことがあるような、超「ド」初心者の方に、ぜひ「初めてのエクセル」で、試していただきたいことがあります。テキストには、たぶんどこにも載っていません。 いつも電卓でやっている「足し算」を、Excelでやってみよう! 例えば、家に帰ってきて、今日受け取ったレシートの合計をする作業。また例えば、通販で商品を探していて、「商品+送料の合計は、いくらだろう?」と計算するときがありますね。 お店の方だと、いまお客さんが持ってきた商品の合計金額の計算。消費税の計算もあります。 パソコンがあってExcelが入っていても、なんだか開くまでもない気がして、電卓とか暗算でやっていること、たくさんありますね。 それをぜひ、Excelでやってみていただきたいのです。 目的はただひとつ。Excelは、「むずかしくて、手に負えないやつ」ではなくて、「なんだか作業を楽にしてくれる、私の味方」だ、という気持ちになっていただくためです。 いちばん簡単な計算をExcelで まずは、いちばん簡単な計算をExcelでやってみましょう。 左側のレシートは、旨味ZAN米さんで買ったから揚げ弁当。右側は、丼丸志木店さんで買った海鮮丼です。水曜日は、旨味ZAN米さんが定休日のため、丼丸さんに行くのが習いとなっています。 さて、ではこの2日間で、私はお昼ご飯にいくら使ったでしょう? はい、出ました。1000円です。別に電卓なんか使わなくても大丈夫なレベルですね。 さてお待たせしました。いよいよこれをExcelでやってみましょう。 Excelでは、「これから計算してもらうよ!」という合図として「=」を入れます。画像では一番左上ですが、別にどこの枠に入力しても構いません。マウスでこれから入力しようという場所をクリックしてから、「=460+540」と入力し、最後に「Enter」を押します。 ぶじ、金額が計算できました。パチパチパチです。おそらくこれが、あなたが人生で初めてやったExcelでの計算かもしれません。記念写真を撮ってもいいと思います。 でも、このぐらいでわざわざExcelを開くのも、面倒だったかもしれません。では、次の例はどうでしょう? 1か月分のお弁当代を、まとめて合計!? 1か月の間、毎日お弁当を食べて、その金額を並べて入力したものです。数字を打って「Enter」、数字を打って「Enter」の繰り返しで、このような感じに入力することができます。左に出ている数字(行番号)を、日付だと思ってください。お弁当代なんて1か月分もとってないわ、という方が多いと思うので、何か手近なものを、こんなふうに縦に並べて入力してみてもらえればOKです。 さて、この合計を出すのですが、さっきみたいに一つ一つ「=1日の分+2日の分+・・・」とやる必要はありません。 最終日の数字の、ひとつ下のところをクリックして、上の画像のように緑色にしてから、次のボタンをポチッと押します。 画面右上の「オートSUM」と書いてあるボタンを、ポチッと押してください。 まず左のように「=SUMなんとかかんとか」と、むずかしいものが表示されるので、「Enter」を押すと、右のようになります。なんと一瞬で、1か月分の合計が計算されました! おお! Excelって、すごい! と、思われたかもしれません。初めてExcelが、自分の操作によって自動計算するのを見ると、びっくりするやら嬉しいやらで、心がからっぽになってしまうものです。 でも、よくよく考えれば、「パソコンを起動して、Excelを起動して、金額を入力して、最後にボタンを押す」っていう作業は、まだまだ電卓よりちょっとだけ多く操作をしていますね。Excelを使うからには、能率が上がってほしいものです。これではなんだか、ちょっとがっかりです。 でも、本当にすごいのはここからです。よく見ると、電卓とExcelには、根本的な違いが1つあることが分かります。 金額訂正も簡単! すべての数字が画面上に残っています! 電卓では、最後に「答え」しか残らないのに対し、Excelの場合は、毎日のお弁当代が全部、画面上に残っているのです! 例えば途中で打ち間違った場合、どうでしょうか? 電卓では、その場で気づけば「C」を押して、訂正することができます。でも、あとから気づいたり、気になって前のほうを確認しようとしても、確認することはできません。 Excelでは、いつでも前の数字を見て、確認することができます。あっまちがった、という時は、簡単に打ちなおしできるのです。 それだけではありません。1か月分の毎日のお弁当代が、全部画面に残っている、ということは、・・・ 今金額が入っている、右の列に、つづけて入力すれば、こんなふうに1年分のお弁当代を入力することだってできます。 さきほどと同じように、1か月分ずつ、「オートSUM」ボタンを使って合計を計算してみてください。すぐ終わると思います。 終わったら、上の画像のように、最後の12月の合計の右側のマスをクリックしてから、もう一回「オートSUM」ボタンを押してみてください。 なんと、一年間に食べたお弁当代の合計が、一瞬で計算されました! いかがですか? 気づけば、目の前のマス目が数字でいっぱい。しかもあなたは、その意味が「一年間のお弁当代と、その合計」だと、全部わかっています。こんな経験は、初めてではないですか? いまあなたは、Excelを使ったことがない人から、Excelを使ったことがある人に変わったのです! (( ´艸`) なんて、ちょっと大げさなことを言いましたが、要するにExcelとはこういうものです。分かっていただけましたでしょうか? さあ、ご一緒に、Excelの旅に出発しましょう! 本ブログの別の記事でも書きましたように、特に転職にあたって企業が重視するスキルは、WordよりもExcelに対して高度なスキルを要求する傾向があります。 でもそれは、こんなふうにして一つ一つ、「わかった!」を積み重ねていけば、決して手の届かないものではありません。さあ、ご一緒に、ゆっくりで構いませんので、Excelの旅に出発しましょう! 以上、このたび新しく入会見込みの生徒様のレッスンで使えるように、というような気持で、書かせていただきました。初めてExcelに触れる方の、お力になれば幸いです。
記事を読む
【エクセルのヒント】割合の計算、「どれを、どれで割ったらいいの??」
エクセル(Excel)の基礎レッスンをしていて、多くの方が「ちょっとひっかかる」ところ。 それが「割合の計算」です。 例えばこんな計算。 売上目標と、売上高から、「達成率」を計算する。 全店舗の売上高と、志木店の売上高から、「構成比」を計算する。 総人口と、10代の人口から、「10代が占める人口比率」を計算する。 こんな問題にとりくむ時、ほとんどの受講生の方からこんなご質問があります。 「達成率」「構成比」という言葉を読んでも、「いったい何を計算するのか分からない」 割り算だということは分かるけれど、「何を、何で割るのか分からない」 なんとなく計算方法は分かるけど、「どっちをどっちで割ったらいいのか、分からない」 この記事では、そんな疑問をお持ちの方と一緒に、 「割合」って、一体なにものなのか? 「分かりやすい考え方」はないのか? を、考えていきたいと思います。 そもそも「割合」って何でしょう? そもそも「割合」って何? 何のためにあるの? というお話から始めてみたいと思います。 数字の大きさを体感するために、「基準」をきめて比較するのが「割合」 「割合」の意味を説明すると、こんなふうになります。 ある数字の「大きさ」を体感するために、基準を決めて、その基準と同じなら『割合は1』と考えてみたもの さいしょで見た例を、もういちど見てみます。 売上高は 987,635円です。99万円ぐらい、およそ100万円を売り上げていますね。 結構売れてるじゃない! とか、たったそれっぽっちの売上? とか、いろんな感想があるかと思いますが、 果たしてこの店舗は、売れているのか? 売れていないのか? いろんな視点がありますが、 「年間の目標に比べて、どのくらい売れている?」と考えてみます。 表を見ますと、年間目標は1,250,000円です。 そこで、ここで割合の計算をします。 目標のうち、どのくらいの売上を達成したか。「達成率」です。 [売上高] ÷ [売上目標] = [達成率] 987635÷1250000 = 0.790108 達成率は 0.79 ぐらいです。 1よりだいぶ小さいので、まだまだ売り上げが足りない! と分かります。 これが、「割合」を計算する意味です。 多くの方におなじみがあるのは、野球の「打率」です。 「.295」は、先頭のゼロを省略しています。[ヒット数67] ÷ [打席数227] = 0.295です。実況では、よく「2割9分5厘」と読みますね。 「割合」に100を掛けると「パーセント」 Excelのレッスンでは、「割合」をさらに「パーセント」で表示してください、という問題がほとんどですね。 「割合」→基準と同じ大きさの場合は、「1」と考える 「パーセント」→基準と同じ大きさの場合は、「100」と考える という、これだけの違いです。 「割合」に100をかけると、「パーセント」になります。 達成率: 987635 ÷ 1250000 = 0.790108 パーセント: ...
記事を読む
「エクセルといえば、関数」じゃないんです。
Excelの基礎レッスンをこれからはじめよう、という方の中に、「エクセルといえば、やっぱり関数」「SUMとか、あとVLOOKUPとか・・」というイメージを持っている方が、思いのほか多いように思います。 関数は、手計算ではできない複雑な処理をこなしてくれるので、Excelの中でも「花形」と思われるのは仕方がないかもしれません。でも、野球はバッターだけでは成り立たず、ピッチャーとキャッチャーも必要です。相撲は力士だけでは成り立たず、土俵と行司が必要です。今日は、関数より前にどんな大切なことがあるのか、お伝えしたいと思います。 あなどれない「単純な足し算」 次の画像をご覧ください。 3日間の売上金額を、単純に足し算している様子です。 受講料が何十万円もするビジネススクールに行くと、この計算は「=SUM(B2:B4) で計算します。オートSUMボタンを押しましょうね」と教えられるはずです。「なんでわざわざ、足し算でやる必要があるの?」と思った方も多いでしょう。 では次の例ではどうでしょうか。次のデータから、毎月15日のイベントデーの売上は除外して、合計を出したいという例です。 とりあえず4月分の合計を、C33セルに出してみたいと思います。まず、関数を使った場合の計算例です。 C33   「=SUMIF(D2:D32,"<>イベント",C2:C32)」   SUMIF関数を使って、D列に「イベント」の文字が無い列を検索し、その金額を合計しています。他の月にも適用できるようにするため、4/30の次の行まで合計しています。 ところが、この場合イベント日は15日に固定ですから、SUMIF関数を使わなくても、次のような式で計算できます。 C33 「=SUM(C2:C15)+SUM(C17:C32)」 個数が多いのでSUM関数を使いましたが、1~14日と、15~末日を、単純に足し算しているだけです。計算結果は、SUMIF関数のときと同じです。 さらに、このまま5月の下、G33にコピーすれば、5月の合計もすぐに計算できます。コピーすると、自動で G33 「=SUM(G2:G15)+SUM(G17:G32)」に変換されますね。 これも大切なことで、Excelは数式をコピーして貼り付けると、コピー元のセルからの距離を自動で計算し、その分を数式内のセル参照に加算する仕様になっています。貼り付ける場所は元と違っていても、「違う場所で同じ計算」をできるようになっているわけです。(この機能を部分的にOFFにするのが「絶対参照」です。) さらに、この2つの足し算を、さらに足し算すれば、簡単に4月、5月のイベント日を除く合計金額が出ます。 最後のところもまた、単純な足し算で計算しているのが分かります。このように、離れた場所の数字を合計するのも、足し算の方が楽ですね。 何十万円もするビジネススクールで実際にあったことですが、「エクセルといえば関数」とばかりに、関数ばかりを熱心に教えた結果、生徒さんは足し算のやり方を知らなかった、という例があります。また、数式をコピーして貼り付けると、数式内のセル参照がどう変わるのか、分からなかった、という例もあります。 このようなスクールを卒業した人が、いまの計算をしようとすれば、「イベントの日を飛ばす関数はなんだったっけ・・・」ということしか頭に浮かばないはずです。「4月と5月の合計は、SUM関数だろうけど、間に『合計』っていう文字が入ってるし・・」と考え込んでしまうはずです。しかし、足し算を知っていれば、「上半分と下半分をそれぞれ合計して、足したものを、もういっかい足せばいい」と、すぐにわかります。 基礎をしっかり学べば、その先に「スキルアップ」が見える Excelのスキルアップをうたった講座はたくさんあります。そこで教えられている内容はだいたい、こんな基礎中の基礎みたいなことじゃなくて、VLOOKUP関数の応用とか、論理式の記述方法とか、そういったことだと思います。 でもちょっと待ってください。そんな講座を受講した人が、「Excelを習ったけど、VLOOKUPとか論理式とか、なんだかよく分からなかった・・」という感想を口にするようなことが、どうして起こるのですか? VLOOKUP関数を使いこなすには、正しく足し算が使えなければなりません。(VLOOKUPの中に入れる式には、足し算がよく出てきます。) Excelでコピー・貼り付けをしたらセル番号は勝手に変わる、ということを、正しく理解しておかなければなりません。(VLOOKUPを含む数式をコピーした時に、内部のセル参照がどう変化するか、分からなくなります。) 難しいと言われる「絶対参照」も、「Excelはコピペしたら、そのときの距離分だけセル番号を全部書き換える」ということをしっかり身に付けておれば、「それを一時的にOFFにする機能」として、簡単に理解できます。 つまり、簡単なことをきちんと教えずに、難しいことを教えるから、分からなくなるのです。 基礎を「よしわかったと思えるまで」学べるExcel講座で、学んでみませんか 当店のExcel講座は、毎日かよっても月々3,000円(税別)の定額制です。有効期限もありません。簡単なことを、「よしわかった」と思えるまで、しつこくしつこく質問して時間がのびても、月々の授業料は変わりません。 (※入会時に一回だけ、習うコース分のコース料金がかかります。) いかかですか?この記事を読んで、Excelが苦手なままの理由が少し分かったような気がした方は、ぜひ一度ご来店下さい。無料体験レッスンで、こんな授業の一端を、体感していただければと思います。  
記事を読む
Word、Excelの「曲線」が何だか「イラストレーター」っぽい!? 手軽にきれいなイラストが描けます。
意外に使える、ワードの「図形機能」 先日、教室にたずねて来られた方が、こんなことをおっしゃいました。 「イラストレーターで、なんかきれいな線を描く機能があって……ああいうので、きれいなイラストが描きたいなあ・・・」 残念ながら当教室は、イラストレーター講座は開講していないのです。(※2017年2月現在) いやはや残念……なのですが、そのかわり、ワードを使ってきれいなイラストを描くコースはあります。(リンク先の「パソコン活用コース」の中の1つ、「アートコース」です。) 実際やってみると、ワードの図形機能は、意外に「使える」機能なんです! Adobe Illustratorの「ペンツール」とはこんな機能 今のお話にあった、イラストレーターの「なんかきれいな線を描く機能」とは、「ペンツール」のことです。 左側のトレースした線が、ペンツールで描いたものです。いくつかの点が結ばれているだけに見えますが、よく見ると各点から「ひげ」が伸びています。この「ひげ」が、その点を通過する時の線の「角度」「曲率」を決める要素となり、カクカクした折れ線ではなくなめらかな曲線を描くことができます。 このペンツールの曲線を「ベジェ曲線(Bézier Curve)」といいます。 こんなわけで、イラストをPCで描く際には必携のツールなのですが、これ、Adobe Illustrator(Photoshop)でしか描けない!? と一般には言われていますよね。(※無料のソフトも一部に描けるものがあります。 GIMP など) ところが! 実はほぼ同一の機能が、Microsoft Word / Excel / PowerPoint にもある!! のです。 Word/Excel/PowerPointの「曲線」機能とは!? その機能は、「図形」機能の中の「曲線」という図形です。 Illustratorと「ほぼ同一」といってしまうと、「ほんとに同じクオリティになるの」「解像度は選べないでしょう!?」「色空間はCMYKになるの?」なんていうツッコミをいただきそうですが、なにしろ多くの方のパソコンに買ったときから入っているソフトでできるんです。まずは、どこまでできるのか、実際に見てみることにいたしましょう。 Illustratorの画面に比べると、ちょっとシンプルといいますか、精度は若干おちているように見えますが、同じように各点に「ひげ」があり、なめらかな曲線になっていることがお分かりいただけると思います。 (※ベジェ曲線に似せてありますが、どうやら厳密にはベジェ曲線ではないようです。実際描いたモノを見た印象としてそう思います。Microsoft Officeのヘルプページにも、はっきりと「ベジェ曲線が描けます」とは書いてありません。何か近似的なアルゴリズムを使用しているようです。) Wordの図形機能というと、一般には、「丸や三角や矢印を描くやつねーーー」と考えられていると思います。 この「図形」機能を使って、Illustratorみたいな曲線を描く方法があるんです。 Wordでイラストレーターみたいな曲線を描く方法 それでは実際に、Wordを使ってきれいな曲線を描いてみたいと思います。 解説はWord2016を使っていますが、Excel、PowerPointも同じ方法です。バージョンも、2010, 2013, 2016すべて使えます。 「挿入」タブ→「図形」→「曲線」 使うボタンは「挿入」タブ→「図形」→「曲線」です。 画面上で次々クリックすると、その点が曲線で結ばれます 曲線ボタンをクリックすると、マウスカーソルが「+」の形になりますので、画面上でつぎつぎとクリックしていきます。 すると、クリックした点がすべて、なめらかな曲線で結ばれていきます。 ここでは、まだ本当に望み通りの曲線にはなりません。それでも、まずは曲線上の点をどんどんクリックして結んでいきます。点はあとから追加/削除/移動できます。 ※Illustratorの場合は、点を追加しながらマウスのドラッグで「ひげ」もつけていきますが、Wordの場合は、とにかく点をすべて追加するのが先になっています。 閉じた曲線を描く場合は、最初に打った点にたどりついたところで曲線がいったん確定されます。閉じていない曲線を描く場合は、最後の点を打ったところで「ESC」キーを押して描画を終了し、曲線を確定させます。 曲線が挿入できたら、「頂点の編集」にすすみます こうして、まずは不完全ながら曲線が画面に挿入されたら、次に「頂点の編集」にすすみます。 挿入した曲線を選択→右クリック→「頂点の編集」です。 すると、図形の表示が切り替わり、なんだかIllustratorっぽくなります。 さらに、このなかの頂点のひとつをクリックして選択したのが次の画像です。 頂点からりっぱな(!?)「ひげ」が生えています。 このひげの両端にある白いポイントをマウスで引っ張ると、角度と長さが変わり、頂点の前後の曲線が変化します。 ちょうど頂点のところで、ひげが曲線の接線になるように変化しているのが分かります。特徴はまるっきりベジェ曲線と同じです。頂点のところでちょっと「カクカク」曲がるときがあり、限界は感じますが、精度を問わなければこれで十分ですね。 鋭角に曲げたいときは(頂点の3つのモードについて) いまの画像では、ひげの変化に応じて曲線がなめらかに変形していました。しかし、時には頂点で鋭角に曲げたい時もありますね。このイラストでも、髪の毛のてっぺんのところとか、いくつか鋭角になってほしいところがあります。 そんな時は、頂点を右クリックして、頂点のモードを変更します。 各頂点には3つのモードがあります。それぞれの意味は次の通りです。 頂点を中心にスムージングする 初期のモードです。2本のひげは一直線に固定され、長さも2本とも同じになります。 頂点で線分を伸ばす 2本のひげは一直線に固定されていますが、長さは一本ずつ異なる長さに変えられます。頂点を境にして、なめらかに接続しながらも大きく曲率を変えたい時に使用します。 頂点を基準にする 2本のひげは、角度も長さも完全に独立して変更できます。頂点を境にして、なめらかではなく「カクン」と線を曲げたい時に使用します。 (Illustratorでは、「アンカーポイントツール」を使って、ひげの長さを個別に変更しますが、Wordでは同じ操作を、このように頂点じたいのモードを変更して実現します。) 鋭角にカクンと曲げたいところが何か所かありますので、実際に曲げてみます。 頂点の追加・削除 ひげだけでは思い通りに曲線を曲げられないときは、頂点を追加します。曲線上で右クリックすると、「頂点の追加」メニューが出ます。 同様に、頂点で右クリックすると「頂点の削除」もあります。 図形の塗りつぶし・輪郭のスタイル変更 曲線ができあがったら、頂点編集モードを終了して図形として確定させます。右クリック→「頂点編集の終了」または、Enterを押すだけでもOKです。 そうすると、普通のWordの図形と同じように、輪郭の色・太さ、塗りつぶしの色などを変更できます。 グラデーションもけっこういろいろできるので、楽しいです。 作成したイラストを画像として保存する こうして作成したイラストは、「名前をつけて保存」すると、Word文書として保存することができます。 でも、Word以外で利用しようと思ったら、いったん画像にする必要がありますね。そんなときはこうします。 保存したい図形をすべて選択 「コピー」 文書内の図形以外の場所をクリック 「図として貼り付け」 すると、いま作った図形と同じものがもう一つ、文書上に貼り付けられます。よく見ると、貼り付けたほうは図形ではなく「図」(画像)なので、もう編集できなくなっています。 そうしたら、 貼り付けた方の図(画像)を右クリック→「図として保存」 こうすると、晴れてJPEGやPNGなどの形式で保存され、自由に他の場所で使えるようになります。 高いソフトを買わなくてもイラストが描けます! このように、WordやExcelを使うと、けっこうちゃんとしたイラストが描けます。 IllustratorやPhotoshopは、仕事で使うならまだしも、趣味かその延長くらいだと、結構高いですよね。でも、そんなソフトを買わなくても、これくらいのイラストは描けるのです。 オリジナル年賀状イラストを作ったり、オリジナルキャラやロゴマークを作ったりすると楽しそうです。マウスによる手描きではむずかしい、きれいな線もかんたんに出せます。 画像で出力できますから、LINEスタンプを作ったりもできますね。 いまあなたが持っているパソコンに入っている機能です。ぜひいちど、お試しください!
記事を読む
志木エリアで資格試験を手軽に受験できます。Web受付を開始しました。
【MOS合格後】MOS認定証を電子メールで提出する方法
転職の際、企業はWordよりExcelに高いスキルを求める?!
Excelの「合計ボタン」(オートSUM)にご用心! 知っていることが裏目に出る「魔のボタン」になることも・・・
MOS2016の試験、各科目が順次開始されています!
VLOOKUP関数の「近似値」(条件TRUE)の実際の動作を、徹底検証する
Excelを初めて自分で開いてみた方に、まず試してほしいこと
【エクセルのヒント】割合の計算、「どれを、どれで割ったらいいの??」
「エクセルといえば、関数」じゃないんです。
Word、Excelの「曲線」が何だか「イラストレーター」っぽい!? 手軽にきれいなイラストが描けます。
キュリオステーション志木店
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

キュリオステーションなら、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)資格対策も格安・安心!

キュリオステーション志木店のMOS対策コースは、【定額制】【時間制】が選べます。

【定額制】コースは、MOS 1科目につき30,000円~(税別)の圧倒的な格安料金。しかも、じっくり復習して時間数がのびても、追加料金は月々3,000円(税別)のみ。

納得いくまでレッスンを受けて、確実に合格をめざすことができます。

【時間制】コースも、1時間1,200円(税別)~の格安料金。入学金などの別途料金もありません。

就職・転職のためにMOSを取りたい!という方、「他教室で習ったけど、落ちてしまった……」という方、ぜひ当教室のMOS講座、体験してみて下さい!

キュリオステーション志木店のMOS対策講座はこちら

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*