ChatGPTを使って画像を生成し、ダウンロードボタンからダウンロードをすると、PNG形式のファイルがダウンロードされます。

このPNG形式の画像をダブルクリックで開くと、こんなふうに表示されて、開けない場合があります。

この問題について、完全スッキリ解決ではないんですけど、ある程度役に立ちそうな検証結果が得られましたので、記事にします。
開けないPNGファイル、実はこんな内容だった
この開けないPNGファイル、どのように壊れているんだろうか? といろいろ探ってみたところ、意外な結果でした。
なんと、テキストファイルとして開くことができ、内容は次のようなものでした。
![<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?><Error><Code>AuthenticationFailed</Code><Message>Server failed to authenticate the request. Make sure the value of Authorization header is formed correctly including the signature.
RequestId:787f7e16-101e-0066-34ad-b98d2d000000
Time:2025-04-30T08:56:50.2579189Z</Message><AuthenticationErrorDetail>Signed expiry time [Wed, 30 Apr 2025 07:02:56 GMT] must be after signed start time [Wed, 30 Apr 2025 08:56:50 GMT]</AuthenticationErrorDetail></Error>](https://curio-shiki.com/blog/wp-content/uploads/2025/04/image-16-1-1200x448.jpg)
ダウンロードリクエスト自体がエラーになっていて、エラーレスポンスがそのまま.PNGの拡張子を付与されてダウンロードされていたのでした。
そりゃー開けるわけないですよね…
開けないPNGファイルの対処法 2つ
というわけで、原因がはっきりしましたので、方針もたてやすくなりました。
この開けないPNGファイルを、どんなに修復しようとしても、修復なんてできないのです。
そこで、次のような対処法が適切ではないか、と思います。
対処法1. ChatGPTに「JPEGに変換して」と指示する
この問題についてChatGPT自身に質問すると「JPEGに変換したら開けるかも」と回答すると思います。
そこで、「JPEGに変換して」と指示すると、JPEG形式に変換してくれます。そうすると、正常にダウンロードして開くことができます。(今まで失敗したことはありません)

対処法2.ブラウザを再読み込みしてから、ふたたびダウンロードする
表示できないPNGファイルがダウンロードされた場合、どうも、ChatGPTのブラウザ上でのセッション期限が切れているもようで、ブラウザ上に表示されていたチャットが真っ白になり消えてしまいました。
ダウンロードされたエラーメッセージが、「Signed expiry time」となっているのは、そういう意味なのだと思います。
ただし、再度ログインする必要はなく、ブラウザを再読み込みするだけで、セッションが更新され、再び今までの作業内容が表示されました。
この状態で再度ダウンロードを試すと、こんどは正常に表示されるPNGファイルがダウンロードできました。
対処法3.もしサインアウトしてしまったら、再サインイン
いまのところ、当方の環境では、再読み込みだけで正常にダウンロードできるようになりましたが、もしかしたら、サインアウトしてしまう場合もあるかもしれません。
その場合は、再サインインすると、おそらく正常にダウンロードできます。
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