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AKB48選抜総選挙を、パソコン教室がExcelでふりかえります。

AKB48総選挙とエクセル
Excel(エクセル)
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ついさきほど、AKB48 45thシングルの選抜総選挙の結果が発表されました。指原莉乃さんが、2年連続の一位を獲得しましたね。直前まで、指原さんを一位とした予想はあまりなかったのですが、結果を見ると、こんなに得票差があったんですね! 連覇もすごいですが、得票数がすごい。「指原莉乃=田中角栄説」まで流れているくらいです。

さて、志木駅前でこのニュースをみつめた、パソコン教室としましては、やはり、

この得票差をExcelを使って、「見える化」してみたいと思います。

選抜メンバーから、アップカミングガールズまで、どれくらいの得票差があったのか?

Excelなら、きっとその得票の状況を、きれいに見えるようにしてくれるはずです。

発表直後ですので、利用できるデータはニュース記事ばかり。今回は、「マイナビニュース」さんのニュース記事から、データをいただいてみたいと思います。

総選挙の結果記事

マイナビニュースに掲載された、AKB48総選挙の速報記事です。

AKB48 得票数

マイナビニュースさんの記事の下の方に、得票数がテキストで掲載されています。

この記事をマウスで選択し、コピー&貼り付けで、「メモ帳」に貼り付け、テキストデータとして保存します。

得票数テキストデータ

記事にある得票数を、コピーして、テキストデータとして保存します。

このテキストを、Excelに読み込ませます。

テキストデータを読み込み

保存したテキストデータを、Excelに読み込ませます。

トルコ語として認識されるハプニング

なぜかExcelは、このテキストデータを「トルコ語」として認識してしまう、というハプニング。

日本語を指定してやります

強制的に「日本語 Shift-JIS」を指定して、日本語として認識させます。

区切り文字はスペース

ニュース記事なので、データの間はスペースが入っているだろうということで、区切り文字としてスペースを選択します。

CONCATENATEでグループ名を連結

とりあえず読み込んだところ。

Excelにとりあえず読み込んだのが、上の画像です。

グループ名とチーム名の間にスペースがあり、しかも一部の複数グループ所属メンバーは、いくつにも区切られていたため、かなりデータが乱れてしまいました。これを、CONCATENATE関数で連結したデータを作り、作ったものを元の位置に貼り付ける、という手法で整形していきます。

CONCATENATE関数でチーム名を連結

CONCATENATE関数を使い、バラバラになっているグループ名とチーム名を連結します。

チーム名を連結

チーム名を連結したところです。これだけでは、チーム名にバラバラなところが残ったり、票数までくっついたりしているところが少しあります。これらは手作業で修正します。

順位と氏名も、あとでグラフにしたときに一緒に表示したいので、連結しておきます。

続いて、票数のところ。グラフにするので、数値データが欲しいのですが、現在は「票」という文字を含む、文字列データになっています。

これを、置換機能を使って「票」の文字を取り除きます。

「票」の文字を置換で削除

置換機能を使って、票数のセルにある「票」の文字を一括して削除します。

さらに、セルの表示形式を「数値」に切り替えると、「,」(カンマ)が自動的に「区切り」として認識され、単なる数値データに変わります。

票数が数値になりました

票数のところの表示形式を「数値」に変えると、これで数値データになりました。

これで、あとはグラフに表示することができるようになりました。さっそく、「挿入」タブから、グラフを挿入してみます。

グラフの挿入

順位+名前の列と、得票数の列を選択して、グラフを作成します。

グラフになりました

グラフになりました

選抜メンバーの得票数が、グラフになりました。

でも、一位の指原さんが一番下、16位のにゃんにゃん仮面が一番上になっています。これは、Excelが自動でこのように処理してしまうのです。

そこで、これを逆にして、一位が上になるようにします。

軸を逆転させます

メンバー名の項目軸を逆転させることによって、一位を上にします。

選抜メンバーのグラフはこんなもんですね。一位の指原さんと、二位の渡辺麻友さんの得票が圧倒的なのが、よく分かりますね。

つづいて、アンダーガールズの得票数もグラフにしてみます。

アンダーガールズのグラフ

アンダーガールズのグラフを作りました。なんか見づらいですね。

グラフにしてみましたが、なんだか見づらいですね。選抜メンバーの最下位より得票数が少ないのに、グラフがみんな、長いグラフになっています。

これでは比較ができないので、横軸の得票数の「最大値」を、選抜メンバーのグラフと同じに変えます。

横軸の最大値を変えます

横軸の最大値を、選抜メンバーのグラフと同じにします。

これで、選抜メンバーのグラフの「続き」として見られるようになります。上下反転も行います。

こうして、ランクインした全メンバーのグラフを作ったものが、次の画像です。

全メンバー分のグラフが完成

この作業を繰り返して、全メンバー分のグラフを作ったところです。

これで、今回のAKB48総選挙の、全得票結果が、グラフとして見えるようになりました。

上位にいくほど得票差がありますが、特に一位の指原さんと二位の渡辺麻友さんが、極端ですね。早くからトップ候補として名前があがった二人の、熾烈な得票合戦となったことが、よく分かります。

 

おおむねExcel基礎コースの内容の範囲で、編集を行ってみました。このように、入手できるデータはネットニュースだけ、といった状態でも、Excelで状況に応じた編集を行うことで、データやグラフとして取り扱うことができます。

自分でできるExcelの練習としても、面白いですし、論文や社内プレゼンを作る際などにも、使えるテクニックです。ぜひブックマークして、参考にしていただければと思います。

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