Androidスマートフォンで、「みずほダイレクト」アプリを使用しており、このたび機種変更のため準備作業をしていました。
その際、「ワンタイムパスワード」の移行をめぐって、結構大変な思いをしましたので、記事として残します。
従来からひとクセあった機種変更。今回はさらに異変が!?
従来、「みずほダイレクト」の機種変更手順はひとくせありまして
・旧端末のアプリで、ワンタイムパスワードの「新規申し込み」
・はがきがとどくのを待つ
・新端末で、届いたはがきを使って再度ワンタイムパスワードの設定
という独特の手順でした。
もし、旧端末のアプリでワンタイムパスワードの「新規申し込み」をしないまま、新端末で設定しようとすると、電話でワンタイムパスワードを再度申し込む必要があり、物凄く手間取るのでした。
このため、前回に続いて今回も、二度と同じ轍は踏まないつもりで、あらかじめ旧端末でワンタイムパスワードの「新規申し込み」をしようとすると、こんな画面になってしまいました。
もしかして利用時間外だったのか!? などと相当悩みましたが、右下リンク「ヘルプ」の画面にも何も情報は書いてありません。
数行では説明できない衝撃的な解決方法
随分と悩みましたが、ここに書いてあるフリーダイヤルの「みずほダイレクトヘルプデスク」に電話した結果、数行では書き表せない衝撃的な解決方法でなんとか解決に至りました。
同じ問題に遭遇した方のお役に立てばと思います。
「ワンタイムパスワードの解約」が必要だった
みずほダイレクトヘルプデスクに聞いてみたところ、次のような事実が判明しました。
・みずほダイレクトはワンタイムパスワードを廃止する。これにともない、現在ワンタイムパスワードアプリの新規申し込みは停止されている。
・既にワンタイムパスワードを使用している人は、その端末で使用する限りはワンタイムパスワードを継続して使用できるが、機種変更を行うと、新端末ではワンタイムパスワードを使用できない
・その際、「ワンタイムパスワードの解約」を行わないと、振り込みの際に、使用できないはずのワンタイムパスワードを要求され、振込が実行できないおそれがある。
・今後はワンタイムパスワードの代わりに、ご利用カード(アプリ版)を使用することになるので、申し込みが必要。そこで発行される「第2暗証番号」をワンタイムパスワードの代わりに使用することとなる。
・ご利用カード(アプリ版)に申し込み有効化されると、従来の紙カード版ご利用カードの「第2暗証番号」は廃止される。
さらにヘルプデスクが教えてくれない衝撃の事実も
実は筆者は、すでにご利用カード(アプリ版)は申し込み済みで、みずほダイレクトアプリ内から「第2暗証番号」を発行できる状態でした。
ですから、紙カード版「ご利用カード」はもう使わないものと考えていましたが、念のため、そこに書いてある従来の第2暗証番号も消さずに残してありました。
何とこれが今回、計らずも役立つことになることになるとは思いませんでした。
・「ワンタイムパスワードの解約」を行う際には、みずほダイレクトにもう一度かけ直し、「0 その他」からオペレーターにつなぐ必要がある。
・解約手続きの確定には、自動音声による認証作業を行う必要がある。
・この認証作業の際には、廃止されたはずの紙カード版「ご利用カード」に記された第2暗証番号の入力を求められる
ですので、今後は使わない、廃止、と言われたとしても、念のため紙カード版は残しておいた方が良いのではないかと思います。
OTP利用中で、機種変更を行う人は、次の手順を実施する必要がある
つまり、現在みずほダイレクトアプリ上でワンタイムパスワードを使用している人が、機種変更を行う場合には、次の手順を実施する必要があるということでした。
・みずほダイレクトヘルプデスク 0120-324-299にかける
・トップメニューは「0」その他を選択
・次のメニューは「4 #」その他のお問い合わせ を選択
(平日9-21時 土日祝は9-17時のみ受付)
・オペレーターに「スマホ機種変更のため、ワンタイムパスワードの解約」を希望するむね伝える
(利用状況が分からない方は、確認と解約を希望すれば良いと思います。)
・自動音声により、みずほダイレクトのお客様番号、紙カード版「ご利用カード」の第2暗証番号の指定の桁を2回入力
・(実際のワンタイムパスワード解約は、即時ではなく少し時間がかかります。今回は、翌日の午後6時以降と言われました)
・ご利用カード(アプリ版)の申し込み手順を実施して、アプリ版の第2暗証番号を使用可能にする
本記事はここで一旦公開いたしますが、機種変更後の新端末での設定を明日以降行う予定です。実際に設定を行った結果を、こちらに追記したいと思います。
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