スマホで新幹線を予約し、スマホで改札を通れる「スマートEX」のお話です。
年末は帰省するため、今年も新幹線を予約しようとしましたが、去年と違い、格段に難しかったので、記事にします。
「復路が発売前の日程のスマートEX往復割引」がムズ過ぎた
例年、「スマートEX往復割引」を利用するのですが、予約は乗車日の一か月前からのため、往路はとれますが、復路はまだ取れません。
よくあるシチュエーションです。
「いったん往路と同じ日の自由席を予約」
スマートEXのヘルプには、こんな場合の予約方法について、次のように書かれています。
一旦、往路と同じ乗車日の自由席を予約
スマートEXサービス(往復割引)
復路の乗車日1ヵ月前の10時以降に、自由席で予約したものを、指定席に変更
はい、例年この方法で、問題なく予約がとれています。
ところが今年は違いました。
復路の予約を、いったん同じ日の自由席で取ろうとするも…
最初の画面、まず「往復で予約する」をチェックしないと、往復割引が表示されないので、注意します。(このチェック、前はなかったような気がします…)
そのまま進んでいきます。
そして問題の、復路の予約に入ります。
「復路が発売日前なので、往路と同じ日の自由席をいったん予約する」のでした。このため、時間は特にこだわりなく進みます。
復路の自由席が表示されない!
ここで、異変に気付きます。
「往路と同じ日の、復路の自由席」が、表示されないのです!
困った困った。
スマートEXヘルプページの通りに操作しているんですが、どうして表示されないのでしょう?
もちろん 自由席ではなく 指定席を取ったとしても、乗車前に変更すればいいわけなんですが
それだと乗る予定のない予約で、年末年始が埋まってしまいます。とてもじゃないけど 皆様に「こうしたらいいですよ!」と お勧めできる方法ではありません。
どうしたらいいんでしょう?
2023年末、のぞみは、自由席なしだった、そうだった
原因は、もうお気づきの方も多いでしょう。2023年末~2024年始の「のぞみ」は、自由席がないのです。
確かに、ふりかえって画面を確認すれば「自由席なし」とちゃんと書いてあります。
「のぞみ」しかほぼ走ってない区間では、どうやって往復割引を予約する?
東京~新大阪など、「ひかり」が走っている区間は、合間に、自由席がある「ひかり」が表示されているので、取ることができますが、山陽区間まで乗る場合には、ほとんどありません。
どうすればいいのでしょう?
しばらくスマホを握りしめて、悩みました。
復路を往路より前の日程で予約してみた
解決策として、次のようにしました。
「のぞみ」の自由席がなくなるのは、2023年12月28日~2024年1月4日なので、12月27日以前の日程で復路をとることにしました。
スクショをとっていないのですが、往路が12月30日でも、復路を12月27日の自由席で、ちゃんととることができました! 復路が往路の前なんて、普通に考えたら変ですけど、予約システム上は問題がないのでしょう。
あとは、ほんらい復路を予定している日の一か月前になったら、復路を「変更」して、本来の日程の指定席で予約し直せばいいはずです。
スマートEXカスタマーセンターもこの方法を回答してくれました
その後、スマートEXカスタマーセンターがつながる時間になったので、電話してみました。
回答は、やはり、「手前の日であっても、自由席がとれる日程でいったん自由席を予約する」方法がベストだそうです。
このほか、カスタマーセンターでは、「同じ日の指定席を予約する方法」でも悪くないような言い方をしていました。「それだと、乗らない予約で席が埋まりますが大丈夫ですか?」と確認すると、やはり、手前の日の自由席をとる方法のほうがよい、とのことでした。
「○」がついているのに「△」と言われる。今年は何か変
そのほかにも、例年にない変なことが、スマートEXのアプリ内で起きています。
こんなふうに
列車選択画面では「○」なのに、商品選択画面では「△」になる列車がものすごく多いのです。
最後の「ご希望の座席は満席でした」は、窓側E列の指定を入れたからでしょうけども、窓側が埋まっているなら、少なくとも「○」ではないと思うのですが…
列車選択画面に戻ると、また「○」が表示されているので、画面遷移の間にドドドーッッと満席になってしまったわけではないようです。
なにか今年のスマートEXは変だなぁ…と感じたのでした。
もしかしたら、「一年前予約」が開始された影響でしょうか…
コメント