MOS試験提供元・米国Certiportのウェブサイトに掲載された情報によれば、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の2016バージョン試験が2026年6月30日に終了する、とのことです。
米国Certiportの「試験の終了」ページに掲載
下記ページの「Microsoft Office Specialist (MOS)」の項目を展開すると掲載されています。
Microsoft Office Specialist 2016 認定プログラムの終了:
MOS 2016 認定は、2026 年 6 月 30 日に終了します。この日以降、この MOS バージョンの試験は受験できなくなります。現在この MOS バージョンの認定を受けている方は、最新の Microsoft Office Specialist 認定に更新することをお勧めします。Microsoft 365 Apps 認定の詳細については、www.certiport.com/ MOS をご覧ください。
日本においては、異なる日程となる可能性があります
なお、日本での試験提供元・オデッセイコミュニケーションズからは、まだ何も正式発表は出ておりません。このため、上記の情報はあくまでも米国―グローバル対象の情報とお考え下さい。
正式発表が出ましたら、こちらに追記いたします。
グローバルの2026年6月末より、遅くなる可能性はまずないと考えられますが、日本ではこれより早まる可能性はあると考えています。
Office 2016サポート期限は2025年10月14日に終了
実は、Office 2016のサポート期限は、これより早く2025年10月14日に終了します。
2025 年 10 月 14 日 Windows 10、Office 2016 & Office 2019 サポート終了で世界は変化する | Microsoft
Windows 10、Office 2019、Office 2016と、同時に3製品のサポート期限が終了することになります。
従来、Office製品のサポート期間は、メインストリーム5年、延長サポート5年、合計10年間に設定されてきました。
ところが、Office 2019については、延長サポートが2年に短縮されたことになります。
さらに、このあとのOffice 2021、Office 2024 については、延長サポートが廃止され、メインストリームサポート5年のみに短縮されます。
つまり、永続版Officeを購入したとしても、実際に使用できるのは5年までとなり、永続版のコストパフォーマンスが大幅に低下することになります。
Microsoftの意向としては、できるだけユーザーを、永続版ではなく定額版のMicrosoft 365に移行させたいと考えているようです。
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