「サポート詐欺」、大きく報道されたので、多くの方はご存じだと思います。
インターネットを閲覧中に、気づかず広告をクリックしたり、あるいは、何もしなくても、突然画面いっぱいに「トロイの木馬」「セキュリティ警告」といった表示が出て止められなくなる。
以前ものすごくはやった時、当店でも記事を出しました。
新しい事例を追記していたのですが、おさまりきらなくなりましたので、発見した場合は新しい記事を書くようにします。
今回発見した新種の「サポート詐欺」画面はこちらです。
別にポルノサイトを見ようとしたわけではありません。
とある、有名スポーツ紙のネット記事を見ていて、出てきたこんな広告がありました。
私たちは、もう散々、サポート詐欺の実例を見てきましたので、この広告を見た瞬間、「これは詐欺広告の入り口だ」とピンときています。
一般の方が見抜くコツは、「その広告をお金をかけて表示して、何が儲かるんだろう?」と想像してみることです。広告主側のメリットがよくわからないものは、詐欺広告の入り口の可能性が高いです。
それで、出てきたこの画面なんですが、「ウェブサイトに進む」も「終了して報告する」も、どちらを押しても、よくある詐欺画面につながります。
全画面モードに切り替わって、Windowsのメニューやボタンは見えなくなり、ピーピーと警告音が鳴って、サポートに連絡してくださいという自動音声が流れます。
ESC長押しで脱出できます
今回確認したこの画面も、ESC長押しで脱出できました。
実は、切り替わった直後は、画面上の方に「全画面表示を終了するには、ESCを長押しします」と表示されていました。
普通は慌ててしまうので見逃してしまい、数秒間で消えてしまいます。
どうしてもうまくいかない方は、他の対象方法など、次の記事にくわしく解説しています。
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