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「Amazon整備済み品」Office付きパソコンは本当に大丈夫?

「Amazon整備済み品」のパソコン、Office付きで爆安だけど本当に買っても大丈夫なの?
パソコンサポート
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Amazon Prime Dayに、大量の「Amazon整備済み品」パソコンがエントリーしています。

当店周辺でも、その価格の安さが話題となっており、とりわけ「Office2019付き」商品の安さが驚きだという話になっています。

Amazon、出品者、およびユーザーの間にはもう、「ライセンス違反だろうが、問題なく使えればラッキー」という認識が定着しているのかもしれないと思うこともあります。

この記事では、その良い悪いを論じるつもりはありません。この記事では、Prime Dayを前に、

ライセンス違反のOfficeを正規品だと思い込んで堂々と使って恥をかかない方法
突然Officeがライセンス切れになって泣かない方法

をお話ししていきたいと思います。

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正規版Officeを付けたら原価割れとしか思えないAmazon整備済み品パソコン

ただいまPrime Dayの画面を開いていますが、「Amazon整備済み品」のパソコンが大量にエントリーしています。

Amazon Renewed(整備済み品・再生品)|Amazon - アマゾン
Amazon Renewed (Amazon整備済み品). Amazon整備済み品は、正常に機能し新品同様に見えるよう、Amazon認定出品者により整備された再生品です。すべてのAmazon整備済み品には、出品者による最低180日の返品保証...

いまの時点で見ると、「Prime Dayセール」のマークがたくさんついています。

  • 富士通 Core i3 / 4GB / 120GB SSD /Office2019 (W/E/P)= 16,830円
  • 富士通 Core i5 / 4GB / 128GB SSD / Office2019(W/E/P) = 22,865円
  • NEC Core i5 / 8GB / 512GB SSD / Office2019(W/E/P) = 33,830円
    ※W/E/P は、Word/Excel/PowerPoint の意味です。

 とてつもない安さです。とてもOffice単体を買ったり、Microsoft365 Soloの契約をしようなんて思えませんね。正規品であるならば、こっちを買ったほうが断然得です。

プレインストール版Officeの仕入れ値はいったいいくらなのか

まず関心がわくのは、正規プレインストール版Officeの仕入れ値はいったいいくらなのか、ということです。

エンドユーザーへの販売価格はだいたいこんな感じです。

Office Home&Business 永続版 34443円
Office Personal 1年版11574円
Office Personal 永続版 29493円
  • Office Home & Business (=PowerPoint付永続版) 2019 35000円くらい
  • Office Personal(=PowerPoint無し永続版) 2019 30000円くらい

マイクロソフトの正式パートナーはいくらで仕入れているのか

当店は原則としてPC販売はしていませんが、関係業者からDSP版(ハードウェアとセットじゃないと売っちゃダメ)を購入するルートは一応あります。

正確な金額は、取引先との関係にかかわるため掲載できませんが、要するに「上記のような価格で割に合う利益が出る価格」で仕入れているわけです。

再生PC本体にOffice Home&Business 2019 永続版をつけて16,830円で提供できるような価格ではないことは、ほぼ間違いないと思われます。

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「Amazon認定」だから大丈夫、と「言えない」理由

ちょっと待ってくれ、「Amazon認定」なんだから、そんな違反品はないんじゃないの?

そう思われる方もいるかもしれません。

ちょっとこちらのページを見てみましょう。

Amazon整備済み品 | Amazonヘルプ

「Amazon整備済み品」の定義が書いてあります。

Amazon整備済み品として出品された商品は、Amazonが定める品質基準をクリアし一定の販売実績がある認定出品者(Apple認定業者とは異なります)により、正常に機能するかどうかの動作確認がなされています。Amazon認定出品者は、資格のあるメーカーまたは専門の第三者リサイクル業者であり、Amazon整備済み品を継続的に販売するための厳格な基準を満たしています。

整備プロセスには、全項目診断、欠陥部品の交換、徹底的なクリーニングと検査プロセス、および再梱包が含まれます。Amazon整備済み品は正常に機能し、以下「非常に良い」「良い」「可」のうちのいずれかのコンディションに分類の上、販売されます。

Amazonヘルプ「Amazon整備済み品について」

ここには、パソコン本体、ハードウェアの整備についての条項しか具体的に書かれていません。

「付属のソフトウェアが正規品である」と、どこにも書いてないのです。

だからといって不正品ばかりだとは思いません。正規品をつけて販売している業者もあると思います。

しかし、これまでAmazonで「安い」Microsoft Officeを買って、正規品だったためしがない私としては、ソフトウェアが正規品であるとどこにも書いてないことは非常にひっかかるのです。

そして、商品のレビューを丹念に見ていくと、案の定、違反と思われることが書いてあるものがあります。これは後ほどご紹介します。

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ライセンス違反品を買ってしまったら何が起こるのか

しかし、「Amazon整備済み品」パソコン、多数のレビューが肯定的な評価を書いています。

「ライセンス違反品でも、大丈夫なんじゃないの? 安くてお得だし、いいんじゃない?」

と思われる方も、たぶんいらっしゃると思います。

多くの購入者が、ライセンス違反品を「問題なく」使い続けていらっしゃいます

実は、ライセンス違反品を購入した多くの方が、説明通りにライセンス認証を行うことができます。

そして、そのまま問題なくライセンス違反のOfficeを使い続けていらっしゃると思われます。

「違反品ならライセンス認証できるはずがない」というわけではないのです。

違反品が流通し、ライセンス認証できてしまうわけ

当店もボリュームライセンスを契約しているので分かるのですが、
法人契約をすると、購入したライセンス数よりはるかに多い数の認証可能数がマイクロソフトから引き渡されます。

これは、マシンのメンテナンスなどでどうしても再インストールしなければならない場合があり、余裕がないと困るので、こうなっているのですが、

この余裕の認証可能数の部分が、ライセンス違反品が発生する根拠になっていると思われるのです。

また最近では、法人向け定額契約(サブスクリプション)に、「社員や学生一人につき5台まで」のOfficeライセンスが付与されていることがあります。この5台の余った分が不正に流通しているように思います。

誰も異議を申し立てず、認証可能数の範囲内で流通されているライセンス違反品は、実は問題なく使用できてしまうのです。

突然「ライセンス認証されていません」と表示されることが!

ライセンス違反のOfficeは、ある日突然「ライセンス認証されていません」と表示され使えなくなることがあります。

職場のOfficeが古くて困る、といって、最新版のライセンス違反品をなんと職場のパソコンにインストールしてしまっていたのです。

職場のパソコンですから、突然「ライセンス認証されていません」と表示されたら一大事です。必死で入れ直しを試みるもダメ。どうにもこうにも言い訳が効かなくなって、とうとうレッスンしていた当店にご相談されたのでした。

結局この方は、正規版のOfficeを購入され、正規のインストール手順で再インストールすることで復旧しました。それしか方法がなくなる場合があるのです。

購入後、書かれている手順でライセンス認証できない場合も

上のような現象が、購入後、商品の到着までに起こったらどうなるかといいますと、
買ったパソコンのOfficeを、ついてきた説明通りにライセンス認証しようとしても、いつまでたってもライセンス認証が通らないという現象が起こります。

これはつまり、ついてきたプロダクトキーが何らかの方法で不正が発覚し、無効にされてしまっているか、インストール数の上限に達してしまったのです。

実害はなくとも違反であるという事実に変わりはありません

ここまでは、読者の皆様にライセンス違反品の怖さを知っていただくために、実害があった事例を挙げてきました。

最初に申し上げたように、多くのライセンス違反品購入者の方は、問題なくOfficeを使用し、「安くていい買い物をした」と思っていらっしゃると思います。

しかし、ライセンス違反の民事上の責任は軽くありません。多くの場合は、売りさばいた業者だけが賠償を求められているようですが、ライセンス違反と知りながら不正利用を続けると、使っている本人も訴えられる可能性は、あると言わなければなりません。

Microsoft Office正規版は確かに高すぎる。でもね…

私も、Microsoft Officeは高すぎると思います。職場では正規版のOfficeばかりなのに、従業員の自宅パソコンには安い互換品で我慢しろ、となると、スキルアップのために自宅で練習しようにも、不自由で仕方ありません。

しかし、高すぎることに不満はありますけれども、現時点で違反のものはやはり違反です。その事実を変えるものではありませんので、十分にご注意ください。

(実は、Microsoftの法人契約には「ホームユースプログラム」というものがついている場合があります。これを活用すると、契約している法人の従業員は、爆安価格で正規版のOfficeを堂々と購入できるのです。あまり活用されていないようですが、当店ではこれを使用し、スタッフの自宅にOfficeの正規版を入れてもらっています。)

Office 2003や2007の中古パソコンは正規ライセンスの可能性あり

一部、整備品パソコンの中に、Office2003 や Office 2007をつけて販売されているものがあります。

これらは、最初の発売時についていたライセンスを解除し、ふたたび認証できる状態にして販売している可能性があります。この場合は、ライセンスは正規のものになります。

ただし、もう今月Office 2010 のサポート期限も切れます。Office2003 や 2007は、動くことは動きますが、マイクロソフトのサポートは受けられません。

不具合や、セキュリティ上の脆弱性がみつかっても直しが入りませんので、たとえWindows は 10 になっていたとしても、あまり強くおすすめできるものではありません。

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正規品Officeとライセンス違反品Officeを見分けるポイント

実際「Amazon整備済み品」についているOfficeは、正規品なのか? 不正品なのか?

それは、残念ながら現物を見ないと最終的には分かりません。

しかし、購入した製品に使用されているMicrosoft Officeがライセンス違反品かどうか、見分けるポイントはありますので、それを書いていきます。

知識があれば簡単に見分けることができます。

製品の正式名称を確認する

WordでもExcelでもいいです、Officeのどれかのアプリケーションをひらいて、ファイル→アカウントとたどってみてください。この先に、製品名とバージョンが表示されます。

Excel 2016の ファイル→アカウントの操作

見分けポイント1 「Plus」が入っているのを個人に販売したらライセンス違反

個人向け正規製品は、次のような名称になります。

製品情報
Office
ライセンス認証された製品
Microsoft Office Home and Business 2019
実際の正規ライセンス品の画面。「Home and Business」と表記されている。
当店ブログ記事より

Microsoft Office Personal 2019
Microsoft Office Home&Business 2019
Microsoft Office Professional 2019

個人が通販で買ったパソコンに、これ以外の名称のOfficeが入っていればすべてライセンス違反です。

※かつてアップデート可能な「Premium」が入ったモデルも存在しましたが、最近は売り場に並んでいないようなので省きます

想定される違反品の例

製品情報
Office
サブスクリプション製品
Microsoft Office 365 ProPlus
受講生様から提供された、実際のライセンス違反PCからのスクリーンショット
「Microsoft Office 365 ProPlus」

 「Office 365 ProPlus」の表記は、企業や教育機関の契約に付属するライセンスです。法人向けサブスクリプションであり、永続版ではありません。

社員さんや学生さんが在籍中に使用するのは正規ライセンスですが、ネットで格安で販売されているものはライセンス違反になります。

 契約元が契約をやめたり、何らかの対策が行われた場合には認証できなくなります。

製品情報
Office
ライセンス認証された製品
Microsoft Office Professional Plus 2019
当店レッスン用PCのスクリーンショット
この同じ表記が、個人購入のPCに出ていたらライセンス違反です

こちらは当店レッスン用PCの表示。法人用ボリュームライセンス契約です。こちらは永続版ですが、バージョンアップを別にサブスクリプション契約している場合があります。

個人で購入したパソコンがこれになっていたらライセンス違反です。部分的にサブスクリプション(「ソフトウェアアシュアランス」)を行っている場合、契約元が契約解除したらライセンス認証できなくなります。

とにかく何であれ「Plus」が入るのは、法人向けライセンスのみです。
ですから、個人が通販で購入した製品のOfficeに「Plus」が入っていれば、無条件にライセンス違反品です。

製品情報
Microsoft
サブスクリプション製品
Microsoft 365 Apps for business
当店の事務用パソコンの表記。小規模ビジネス向け定額契約です。個人で買ったパソコンがこれになっていたら違反です。

このタイプは違反できるほどのライセンス数の契約ではないので、見たことはないのですが、一応載せます。当店で事務用に使っている小規模ビジネス用のライセンス画面です。
契約外のパソコンに入っていたら違反です。当店が契約をかえたらすぐライセンス認証できなくなります。

「Enterprise」「Education」のライセンス違反品もあり得る!?

最新のMicrosoft 365のページを見ますと、大企業向けが「Enterprise」と記載されています。今後、「Enterprise」表記のライセンス違反品も出てくるかもしれません。

また、Amazon整備済み品の一つにこんなレビューがついています。

Microsoft社製品:業者曰く「Microsoft Office 2019(Word,Excel,Powerpoint,Outlook)搭載」→違反品でした。しかも、業者(○○.INC)が管理者権限もったまま。本来、教育機関が所属学生向けに発給する無料配布用のofficeでした。学生のデータ(コンテンツ、メール内容)は、管理者権限をもつ○○.INCが常に監視できます。

Amazon整備済み品PCについたレビューより

教育機関向けのライセンスも存在しますので、現在はこちらも多く流通しているのかもしれません。
この場合、さまざまな方の記事を見ると「Office 365 Pro Plus」になるようですが、
もしかしたら「Education」の表記もあるのかもしれません

ライセンス違反品が認証不可になるとこんな画面です。

上記の違反品は、いずれも「他人の法人ライセンスを勝手に使用する」形態のものです。Office自体を不正改造しているわけではありません。

おおもとの法人ライセンスが解約されたり、盗用に気づいて対策されたり、インストール数上限に達したりすると、次のように「ライセンスされていません」の表示になります。

製品情報
Office
表示のみ(ライセンスなし)
Microsoft Office 365 ProPlus
! この製品はライセンスされていません
(実際に被害にあった受講生様のパソコンからいただいたスクリーンショットです。)

この状態になると、ファイルを開くことは出来ますが編集や保存はできません。事実上「Officeなし」のパソコンになってしまいます。

見分けポイント2 Accessがついてるなんて書いてないのに「Professional」になっている

Microsoft Office Professional (Plus) とは、Word/Excel/PowerPointだけでなく、Accessまで入っている製品です。

製品情報
Office
ライセンス認証された製品
Microsoft Office Professional Plus 2019
当店レッスン用PCの画面。Professionalエディションのボリュームライセンスです

ものすごく高いです。

普通、通販で売っているパソコンにAccessが入っているなんて書いてないと思います。Word Excel PowerPointまでですね。

Word + Excel + PowerPoint のプリインストール向け正規版は「Office Home&Business」です。

製品情報
Office
ライセンス認証された製品
Microsoft Office Home and Business 2019
実際の正規ライセンス品の画面。「Home and Business」と表記されている。
当店ブログ記事より

しかし、多くの商品に「Home&Business」とはっきり書かれていないのがお判りでしょうか?

「Amazon整備品」パソコンの商品説明の例
「Amazon整備品」パソコンの商品説明の例
(この商品が実際に不正品かどうか、購入して確認したわけではありません)

試しに、正規品が入っている新品の製品の情報を見ると、必ず「Home&Business」の表記があります。

Amazonに掲載されているOffice Home&Business付パソコン
Amazonにある新品パソコンの商品タイトルの例

これは当店にご相談があり、実際に見聞きした事例(過去)からのお話なのですが、
Word Excel PowerPointつきなのにHome&Businessとは書いてない」商品の中に
買ってみると「Professionl Plus」や「Office Pro Plus」が入っているものが結構あります。
つまり、そのパソコンにはAccessが入っており、起動できるのです。

「え、Accessまでついているならオトクじゃん。そう書けばいいのに!? 」

と思いますが
つまりライセンス違反品だから書いてないと思われるのです。

法人向けボリュームライセンス版でProfessionalエディションを購入していると、流出したプロダクトキーなどでライセンス違反販売をする場合にも、Professional版になってしまうのです。

見分けポイント3 マイクロソフトアカウントとの紐づけがおかしい

別のAmazon整備済み品パソコンに、こんなレビューがついています。

残念なのはOfficeのIDが販売者側で取得されたものしか使えず、表示名すら変更できない点が引っ掛かります。

Amazon整備済み品PCについたレビューより

Microsoft Officeのライセンスは、通常、自分のMicrosoftアカウントに紐づけて使用します。
Microsoftアカウントの「サービスとサブスクリプション」という項目に、そのOfficeが所有するライセンスとして表示されます。

サービスとサブスクリプション
Office Home&Business 2019
当ブログ記事より

正規ライセンス品であれば、必ずこの操作ができるようになっています。

しかし、ライセンス違反品の中には、ライセンス認証をした時点で他のマイクロソフトアカウントにすでに紐づいた状態でインストールされ、どうやっても自分のMicrosoftアカウントに紐づけることができないものが存在します。

このような場合は、間違いなくライセンス違反品です。

付いてきたプロダクトキーをGoogle検索してみる方法も

製品が届いたら、Microsoft Officeをライセンス認証する方法が必ず記載されています。
その際、「ライセンスキー」が書いてある場合があります。(ない方式もあります)

そのライセンスキーを、そのままGoogle検索に放り込んで、検索してみてください。

最近はどうか分かりませんが、以前はライセンス違反品は必ず、プロダクトキーそのものがGoogle検索でヒットしました。

どういうことかといいますと、
企業などの内部からと思われますが、ライセンス認証数に余裕のある法人契約のプロダクトキーがネット上の掲示板に流出していたのです。
業者はその存在を知っており、流出しているプロダクトキーをそのまま紙に印刷して、購入者に送っていました。

正規品のプロダクトキーがGoogle検索でヒットすることは考えられませんので、出てきたら間違いなくライセンス違反品です。

パッケージやシールが本物っぽくても全然あてにならない

相当前に、私がだまされてAmazonで購入したライセンス違反Officeの、送られてきたパッケージの写真をお見せします。

Office Professional 2013
Office

もう完全に本物としか思えないですよね。しかしこれはライセンス違反品で、インストールしてみるとOffice Professional 「Plus」 2013 でした。業者にAmazon経由で連絡して指摘したところ、返品すら求められず即座に返金されました。

違反業者はこれくらいの手間をかけても利益が出るのだと思います。ですから、見た目で本物っぽいといってあてにはならないのです。

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もし不本意にもライセンス違反品を買ってしまったら

最後に、もしも「不本意にもライセンス違反品を買ってしまった場合」、どうしたらいいのかということです。

Amazonで購入した場合は、購入履歴を開くと、返品期限内であれば「商品を返品」というボタンがあります。

Amazonの注文履歴
商品の返品

返品・交換の手続きをする | Amazonヘルプ

返品・交換の条件 | Amazonヘルプ

原則として30日以内ですが、「Amazon整備済み品」の場合は180日間返品保証すると書いてあります。

返品の理由
注文した商品とは違う商品が届いた
コメントをご記入ください

私の場合は、「正規品を買いたかったのにライセンス違反品が届いた」わけですから「注文した商品とは違う商品が届いた」を選択するようにしています。そして、下のコメント欄に、どのようにしてライセンス違反と判断したかを、できるだけ詳しく記入します。

これまでの経験では、ライセンス違反と分かって販売している業者は、即時返品に応じてくれます。レビューに書かれると困るのは業者だからです。

パソコン本体の場合は、返送は必要かもしれません。ソフトウェア単体の不正品の場合は、過去に返品すらしなくていいと言われ、即時返金を受けることができた事例もあります。

Amazonの返品システムは結構よくできており、返送の手間はもちろんかかりますが、すぐに手続きすれば多くのものが問題なく返品できます。

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