【MOS 365&2019】記事更新終了 次期バージョンの記事に移行します

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本記事の更新を終了します

MOS365&2019は、全試験が実施され、受験者の皆様にはすっかりおなじみになりました。

米国Certiportからは、その次のバージョン「Microsoft 365 Apps」の情報も流れてきています。

つきましては、本記事の更新を終了し、次期バージョンについての記事を更新してまいります。

次期バージョンについての記事はこちらからご覧ください

以下の記事内容は、MOS 365&2019開始当時の内容です。「最新バージョン」等と記載がある場合も、すべて当時の表記となっています。MOS 365&2019は、まもなく最新バージョンではなくなりますのでご注意ください。


最新バージョンOffice2019はすっかり定番になりました。時期Officeとして「Office2021」がはやくも発表されています。従来3年サイクルでしたが、2年に縮まりました。それだけ革新の速度が速まっているということですね。

さて、現行最新バージョン Office2019に対応する資格試験が、MOS365&2019です。

※MOS = Microsoft Office Specialist、ワード・エクセルなど、マイクロソフトオフィスの利用スキルを証明する資格です。ソフト開発元のマイクロソフトが直接主催していること、全世界で通用する世界共通資格であることが特徴で、就職・転職の際、履歴書に書くことができます。

いよいよ、Outlook 365&2019の試験が6月15日に開始され、全科目が出そろいました。

MOS 365&2019からは、Word, Excel, PowerPointの3科目に合格することで「アソシエイト」の称号が得られます。さらに、AccessやOutlook抜きで「エキスパート」が取れるため、実務の現場が必要とするスキルにマッチした資格になったといえるでしょう。

これまでにない、就職・転職でのアピール度が期待できます。

【NEW】Accessエキスパート7月12日発売予定

FOM出版のテキスト発売情報です。

Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
7月12日発売と発表されました。

残るOutlookのテキストは、2016バージョンまでもずっと発売されていません。おそらくこれが最後の発売になると思われます。

当教室では、2021/6月時点で、デルタ変異株の拡大を警戒し、教室での資格試験実施を見合わせています。

 再開未定ですが、再開した場合は毎週日曜日、3コマ、各2名のみを予定しています。。また、受験者・試験官双方の感染リスクを考慮し、直近2週分のみ受け付けています。

受験のお申し込みは、
資格試験申し込みページ|キュリオステーション志木店 志木駅前のパソコン教室
から、オンラインでどうぞ。

この記事では、MOS 365&2019 試験の最新情報・テキスト情報などを随時更新していきます。

【2021/6/19 Outlook 365&2019 開始発表にともない更新しました】

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MOS 365&2019とはどんな試験なのか(日本版公式サイトの掲載情報)

当記事では、夏ごろから米国Certiportの英文発表を独自翻訳し、掲載してまいりました。

その情報の中から、まずは日本でも公式発表済みの部分をまとめます。

名称はMOS(Office365 and Office 2019)

新しいバージョンのMOS試験の名称は、

Microsoft Office Specialist
(Office365 and Office 2019)

となっています。省略形はMOS 365&2019」です。

MOS2019の試験内容・試験形式

試験科目の構成

MOS 2019の科目構成は、次のようになっています。

Word 365&2019
Excel 365&2019
PowerPoint 365&2019
Outlook 365&2019
Word 365&2019 エキスパート
Excel 365&2019 エキスパート
Access 365&2019
エキスパート
です。

MOS2016と比べて、科目数に変化はありませんが、呼称が変更されているのが分かります。

科目名の表記が実は3種類ある謎

日本の公式サイトでは「365&2019」と便宜上表記されていますが、実は米国Certiportのサイトもあわせると、公式表記が3種類あります。

日本のMOS公式サイト
「Word 365&2019」…試験のバージョンが分かりやすい便宜的な表記
Certiportの試験情報の表記
「Word Associate」…365&2019バージョン内での、試験レベルに着目した表記
Certiportの「試験範囲」の文書内の表記
「Microsoft Word(Microsoft 365 Apps and Office 2019」
※2021/1 に正式名称が変更になりました。
…「これからは、Microsoft365が「唯一のOffice」になるよ、というマイクロソフトの意向が感じられる、科目名の正式表記

いままで、Officeのバージョンは3年ごとにメジャーアップデートされ、そのバージョン番号が付されてきました。

しかし、これからはOffice365のサブスクリプションによって、常時自動的にアップデートされる時代になります。このため、単に「Word」といえば、Microsoft365の最新バージョンのWord、という意味になります。

ただし、単体販売のライセンスでは「Office 2019」、また法人向けのボリュームライセンスに「Office 2019 Plus」の表記が残っています。

これらの複雑な事情から、科目名の正式表記が「Word and Word 2019」になったのではないか、と推測しています。

MOS 365&2019 の中では「アソシエイト」「エキスパート」の名称に

現在、上級ではない一般資格の名称を
「Word スペシャリスト」「Excel スペシャリスト」
と呼んでいますが、

MOS 365&2019で「Wordアソシエイト」「Excelアソシエイト」に変更されるようです。

また、これまで「スペシャリスト」の名称がついていなかった科目にも、
「PowerPointアソシエイト」
「Outlookアソシエイト」
「Accessエキスパート」と名称がついています。

Accessだけは、アソシエイトレベルはなく、エキスパートレベルの試験という位置づけのようです。

決して「アソシエイトの難易度が下がる」という意味ではない

この変更の理由は、MOS公式サイトでこのように説明されています。

この変更は、マイクロソフト社がマイクロソフト認定資格プログラム全般にわたり、一貫性とつながりを強化することを目的として決定されました。なお、一般レベルで学習するスキルを仕事や職場の環境に置き換えた時に、「アソシエイト」というレベルで表現した方が、その習得スキルが的確に表現されており、ふさわしい言葉であると判断されたためです。

MOS365&2019 試験概要 | MOS公式サイト

つまり何が言いたいかと言うと、決して一般レベルの試験の難易度を下げるという意味ではないよ、ということだと当教室としては受け止めています。

MOS公式サイト の下の方に、試験範囲がPDFで掲載されています。
当教室では、前から公開されている英文の試験範囲を分析してきましたが、当教室の判断としては、

  • Excelアソシエイトについては若干レベルが下がっている可能性がある、と考えます。
  • Word, PowerPointについては、新機能が盛り込まれた分学習量は増えていると判断しています。

各科目の試験時間は50分

各科目の試験時間はMOS公式サイトに全科目分は掲載されていませんが、米国Certiportサイトの独自翻訳情報によれば全科目「50分」と記載されています。

MOS 365&2019 の試験画面の見本はここで見られます

MOS公式サイトの「MOS 365&2019試験概要」には、実際の試験画面のスクリーンショットも公開されました。リンク先でご覧ください。

さらに、英語版のMOS 365&2019 の試験会場で配布されている「試験チュートリアル」が、CertiportサイトにPDF形式で公開されています。
※Outlook以外の全科目用のチュートリアルだそうです。

Certiportの情報も含めて、MOS 365&2019の試験形式についてご紹介していきます。

試験形式は「マルチプロジェクト」を踏襲

MOS 365&2019の試験形式は、MOS2016と同様の「マルチプロジェクト形式」を踏襲しています。

また、英文情報では、「MOS2016と同様に、関数名が明示されない」ことが明記されています。

ということが分かります。

試験画面はほとんどMOS2016と同じ。細かい変更があるようです

MOS 365&2019の試験画面ですが、掲載されたスクリーンショットをご覧いただくと分かりますが、MOS2016とほとんど同じです。

上半分がプロジェクトファイル、下半分が「試験パネル」。「リセット」「次のプロジェクト」「解答済み」「あとで見直す」などの一連のボタンはほとんど変化ありません。

米国Certiport掲載の「試験チュートリアル」の方では、細かな変更点も読み取れますので、概要をまとめます。
※この部分は日本における正式発表ではございません。ご注意ください

「クリックしてコピー」機能
問題文で文字を入力するように指定されている場合、カッコ「」のほかに点線の下線が付され、その文字列をクリックするとコピーでき、解答ファイルに貼り付けできるようです。
キーボードをまったく打てない障碍者の方も、マウスだけ操作できれば回答できるための工夫だと考えられます。

「分割バー」の設置
「プロジェクトファイル」と「試験パネル」の間に「分割バー」が設けられているようです。ここを引っ張ることで容易に各々のサイズを変更できるようです。

問題文の文字サイズ変更機能
問題文の文字サイズを、Ctrl +, Ctrl – のショートカットキーで容易に変更できるようです。

「試験パネル」に「最小化ボタン」追加

「計算機」機能の提供
一部の科目で、なんと「電卓ボタン」が設置され、試験中に画面内で電卓が使えるようです。使わなければいけないということではない、のだそうですが、うーん、なんのためでしょうね。計算が必要な問題が出るのでしょうか。

マスター制度が大幅変更されました

マスター制度が改称され、MOS 365&2019では次のようになりました。
(※図版はCertiportサイトを参考に作成しました。画像タップでCertiportサイトに飛びます)

従来のMOS2016「マスター」認定

Wordエキスパート+Excelエキスパート
+PowerPoint
+Access または +Outlook
(合計4科目、スペシャリスト取得必要なし)

↓↓

MOS2019(MOS 365 & 2019)の「アソシエイト認定」「エキスパート認定」

【アソシエイト認定】
「アソシエイトレベル」から任意の3科目
Wordアソシエイト / Excelアソシエイト
PowerPointアソシエイト / Outlookアソシエイト

【エキスパート認定】
【アソシエイト認定】にプラスして、
エキスパートレベルから任意の2科目
Accessエキスパート
Wordエキスパート / Excelエキスパート
(合計5科目取得必要)

従来の「マスター」に相当するのは「エキスパート認定」となります。科目数は5に増え、初級編(アソシエイト)の取得が必須となりました。

確かに、スペシャリストを飛ばしてエキスパートを受けるのは少々無理があり、基本が抜け落ちる感はありましたので、より内容のある認定になったと筆者は思います。

また、エキスパートがむずかしいという方でも、「アソシエイト認定」という称号を取れるようになりますので、モチベーションは上がりますね。多くの方がWord, Excel, PowerPoint3科目を目指されることになるでしょう。

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MOS 365&2019 試験対策テキスト情報

各社から、MOS 365&2019試験対策テキストの発売情報が出始めていますので、お伝えします。

FOM出版:模擬試験付きテキスト、ほぼ全科目発売済み

FOM出版から、すでに模擬試験付きのテキストが2科目発売されています。

Microsoft Office Specialist Word 365&2019 対策テキスト&問題集 2310円

Microsoft Office Specialist Excel 365&2019 対策テキスト&問題集 2310円

Microsoft Office Specialist PowerPoint 365&2019 対策テキスト&問題集 2530円

Word 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集 3410円

Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集 3410円

Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集 3190円
7月12日発売と発表されました。

日経BP社:Word, Excel,PowerPoint発売済み

日経BP社からも、模擬試験付きテキストが発売されています。通常、FOM出版テキストより少し遅れて発売されます。

MOS攻略問題集Word 365&2019 2200円

MOS攻略問題集Excel 365&2019 2200円

MOS攻略問題集PowerPoint 365&2019 2310円

MOS攻略問題集Word 365&2019エキスパート 3300円

MOS攻略問題集Excel 365&2019エキスパート 3300円

FOM出版の模擬試験が5回分、日経BP社の模擬試験が5回分、両方使うと合わせて10回分の模擬試験が実施できます。

これは店長の個人的な感想なのですが、日経BP社の模擬試験の方が若干難易度が高く、FOM出版の抜けているところをきっちり埋めてくれているように思います。

万全の対策を目指す方は、2社の模擬試験両方を試されるのがおすすめです。

Microsoft 365の環境で模擬試験が実施できない時は

当店受講生様から、テキスト付属のMOS模擬試験プログラムが動かない! とご相談が何件かあり、対処方法をご紹介しています。

ストアアプリ版のOfficeが入っていた場合

購入時点で入っているOfficeには、表向きにわからない「ストアアプリ版」と「デスクトップ版」があり、

模擬試験は「デスクトップ版」でないと動きません。

判別方法・デスクトップ版の入れ方は、当ブログの記事で詳しく解説していますので、起動しない方はまずこちらをご覧ください。

デスクトップ版なのに動かない場合(Microsoft365契約者限定)

これは、購入時から入っているプリインストール版の方は関係ありません。Microsoft365の契約をしている方だけが関係あります。

ちゃんとデスクトップ版Officeのはずなのに、なんで模擬試験が起動しないんだろう?? という事例が一件だけありまして、確認したところ

64bit版Officeが入っていた

という事例がありました。

本来は64bit版も可のはずですし、当店でも64bit版で動いているのですが、

この受講生様のパソコンで実際に試すと、模擬試験のスタート画面から実際に模擬試験を開始するところで、「Wordを起動できません」「Excelを起動できません」などとエラーが表示されました。そこで、32bit版に入れ替えたら治ったのです。

もし、同様の状態の方がいらっしゃいましたら、WordやExcelの ファイル→アカウント→バージョン情報から、64bit版になっていないかご確認ください。

もし64bit版のときは、一度Officeをアンインストールして、Microsoft 365のインストール時に次の手順で32bit版をインストールしてみてください。

Microsoft 365 または Office 2021 を PC または Mac にダウンロードしてインストール、または再インストールします。 - Microsoft サポート
PC または Mac に Microsoft 365 または Office 2019 をインストール、再インストール、またはライセンス認証する方法について説明します。

(「[その他のインストール オプション] を選択し、希望の [言語とバージョン] (64 または 32 ビット版) を選び、[インストール] を選択します」という手順です)

64 ビット版から 32 ビット版に変更する、またはその逆を行う場合、まず (Visio の Project などがあるスタンドアロン の Office アプリなどの) Office を [アンインストール] します。 アンインストールが完了したら、www.office.com にもう一度サインインし、[その他のインストール オプション] を選択し、希望の [言語とバージョン] (64 または 32 ビット版) を選び、[インストール] を選択します
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MOS 365&2019 出題範囲と難易度について

出題範囲・各科目の特徴点・MOS2016との違い

MOS2016の試験範囲と比べて、特徴的だなと感じる部分を、参考に抜粋してみます。

削減されている項目もあるようですが、見た目に削除されたからといって、他の項目に含まれると解釈される可能性もありますので、あまり「これは出ないんだな」と解釈されないよう、お願いいたします。

MOS2016の試験範囲は、オデッセイコミュニケーションズによる参考訳を参照しています。

Wordアソシエイト

  • ほとんど変更ないと考えられます。
  • 「3Dモデルの書式設定」追加

Excelアソシエイト

  • データのインポートに「.txt」「.csv」と拡張子が明示。
  • データのインポートは、Excel2016とボタンの位置は似ているが、発動時の操作画面がまったく異なり従来の「クエリ」の操作になるので注意
  • 「相対、絶対、および複合参照」と明示され、しっかり出題されるもよう
  • 関数の追加 COUNTA(), COUNTBLANK(),LEN(), CONCAT(), TEXTJOIN()
  • 関数の削減 PROPER()
  • エキスパートに移動 AVERAGEIF(), COUNTIF(), SUMIF()
  • エキスパートに移動 小計の挿入 アウトライン
  • 「クイック分析」削除

PowerPointアソシエイト

  • 新機能「ズーム」が全面的に出題されるもよう。サマリーズーム、セクションズーム、スライドズームが全て独立項目に具体的に記載。
  • 新機能「3Dモデル」も本格的に出題。小項目1つを割いて、3Dモデルについて具体的に記載。
  • 変形切り替え効果(Morph Animation)も出題されると「まもなく開始」ページに記載されています。「Objective Domains」に「Morph」の単語はありませんが、アニメーションの項目などに含まれるようです。
  • 「スクリーンショット」「スクリーンクリッピング」が独自の項目に
  • 「デジタルインクで描く」追加

Wordエキスパート

  • MOS2016と比べて、目立った変更点は見受けられませんでした。
  • 「言語オプション」の追加

Excelエキスパート

  • 新関数の追加 IFS(), MAXIFS(), MINIFS(), SWITCH()
  • 一般レベルから移動して追加  SUMIF(), AVERAGEIF(), COUNTIF()
  • 関数を追加で明示 WEEKDAY(), WORKDAY()
  • 一般レベルから移動して追加 小計の挿入 アウトライン
  • 財務関数の詳細を明示 1.AND(),IF(),NPER()でデータ予測 2.PMT()
  • キューブ関数の記述なし
  • 「データのインポート」等の記述、つまりクエリ関係の項目がなくなった。Excel2019でデータインポートは従来のクエリが標準となったため、アソシエイトレベルで出題するデータインポートで十分ということか。
  • 新グラフの出題。グラフの種類を列挙。 箱ひげグラフ、複合グラフ、じょうごグラフ、ヒストグラム、マップグラフ、サンバーストグラフ、ウォーターフォールグラフ
  • 「言語オプション」の追加

Accessエキスパート

  • 大きな変更は見いだせませんでした。
  • フォーム・レポートの項目に、わざわざ「レイアウトビューで」と明記されている。
  • 「サブフォーム」の記載なし
  • 「印刷」の記載なし

Outlookアソシエイト

  • ほぼ変更なしといってよいと思います。

MOS 365&2019の難易度は? ExcelとPowerPointで大きな変更あり

出題範囲の分析からは、全体的にみると、難しくなる、やさしくなる、ということではなく、内容が再編され、調整されたという印象です。

科目別にみると、比較的変化の大きい科目もあるように思われます。

これ以上の微妙な難易度がどうなるかは、実際の試験の登場を待ちましょう。

Office2019の新機能おさらい

最後に、Office2019の新機能をおさらいしていきます。出題されるかされないかは、本記事中段の「出題範囲」の項目で詳細に分析しています。

Office2019の新機能 | Officeサポート | Microsoft公式

  • 全般
    • 翻訳機能 Microsoft Translator
    • アイコン・SVG挿入機能
    • 3D画像の挿入
    • アクセシビリティチェック機能の変更
  • Excel
    • 新関数 IFS関数、CONCAT関数、TEXTJOIN関数
    • 新グラフ マップグラフ、じょうごグラフ
    • クエリ機能の標準化と拡充。
  • PowerPoint
    • 変形切り替え効果
    • ズーム機能
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MOS 365&2019の試験対策はどうすればよいのか

最新のMOS 365&2019にすべき? 前のバージョンでもいい??

さて、MOS 365&2019の試験対策についてですが、まず、これからMOSを受けよう! という方が、どのバージョンを受験するべきか? という点についてです。

最新バージョンのMOS 365&2019を受けるべきでしょうか? それとも、慣れたマシンのバージョンに合わせて、以前のバージョンで受験するべきでしょうか?

当教室では、受験するバージョンの選択基準について、次のようにおすすめしています。

  1. すでに合格済みの科目がある場合は、それと同じバージョン
  2. 自宅でしっかり練習したい方は、自宅のパソコンに入っているバージョン
  3. 以上のいずれも関係ない方は、現時点の最新バージョン

MOSの試験は、その時々の最新機能をとりいれたり、試験形式が毎回改良されたりと、変更されてはいますが、Officeのバージョンが違えばまったく違うアプリになってしまうわけではありません。

実際にワード・エクセルを使っている方はお分かりだと思いますが、Office 2013 / 2016 どれを操作しても、根本の操作は共通です。これはOffice 2019や Microsoft 365についても同じです。

バージョンが違っても、Wordの改ページの仕方や、ExcelのSUM関数の動作、PowerPointのスライドの順番の変更方法が違うわけではないのです。

ですから、上記の基準にしたがって、ご自身でバージョンを選択していただいて全く問題ありません。資格の価値には変わりありません。

MOS 365&20192019の合格を目指すには、どんな勉強方法が良い?

いよいよ主要科目が出そろうMOS 365&2019。試験対策について考えている方もいらっしゃると思います。どんな勉強方法がよいのか、というお話です。

テキスト未発売の科目は、直前バージョンの試験対策+新機能の学習で

MOS 365&2019の試験対策は、対応テキストの発売までは、直前のバージョン、MOS2016の試験対策をしっかり行えば合格できます。

新機能についての出題はあるでしょうが、原則としてMOSは、全バージョンにおいて、同レベルのスキル取得を証明することを基本としています。

過去の各バージョンを経験された方はお分かりかと思いますが、細部に新機能が盛り込まれたとしても、Officeの操作がしっかりと理解し、本記事を参考に新機能の追加学習をおこなえば、新バージョンといえども十分に合格することができます。

今回、Office2019の発売に際して、例えばOffice2007の時にメニューが大幅変更されたほどのインパクトのある変更はありませんでした。ですから、試験対策もMOS2016の対策をベースに考えていけば問題ありません。

そのうえで、満点を狙う方は、公式テキストの発売を待つのが賢明です。発売情報は、本記事に随時掲載します。

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オンラインレッスンはどこからでも受講できます

当教室では、新型コロナ対策として【オンラインレッスン】を開始しました。

「接触ゼロ」だ安心してレッスンできるようにしたのですが、同時に、全国どこからでも同じように受講できるようになりました。

下のバナーからオンラインレッスンについて詳しく見ることができます。体験レッスン1時間無料です。

この記事について質問したい方、お近くにパソコン教室がない方、新型コロナ感染を防ぎたい方、ぜひお待ちしています。

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クラウド上の仮想マシンでの試験実施は? コロナ禍収束までお預け?

最後に、MOS 365&2019の試験システムをめぐる動向です。

試験システムに関しては、試験会場側が設定するもので、あまり話題にすることもなく、また公にすべきでない内容も多いのですが、確実に時代を映して変化してきています。

今回、MOS 365&2019の開始と同時に発表された新しい試験システム「Compass」に、画期的な新しいシステムが導入されました。

Exams from Home | Certiport

なんと、試験に必要なソフトウェアをインストールすることなく、ブラウザ上で仮想的に試験環境を提供するというのです。

もともとこれは、テストセンターの負担軽減のために導入されていたものですが、アメリカでの新型コロナウイルスの爆発的な流行を受けて、「自宅から試験が受けられるシステム」に発展しました。

この新しい試験システムの概要が紹介されています。

新しい試験システムCompassの特徴。ローカル配信・オンライン配信があり、MOS試験はMOS2016バージョン以降をAzure仮想マシンで実行できる
「Compass: Certiport’s new web-based exam delivery system」 より。一部、日本で実施されていない試験や特殊な機能を省略しています。

Azureとは、Microsoftが提供するクラウドサービスです。Azure仮想マシンとは、サーバー上でWindowsそのものを動かし、パソコンにはその画面イメージだけが配信されるということ。

つまり、パソコンの性能やOfficeが入っているかどうか、などのシステム条件にかかわりなく、インターネットが円滑につながる状態でさえあれば、すぐにでも試験が実施できる、ということを意味します。

Azure仮想マシンについて、くわしくはこちらをご覧ください。
Windows Virtual Desktop | Microsoft Azure

試験会場ではインターネットとCompassアプリだけあれば、細かい設定はすべてAzure任せで、すぐに確実に試験が実施できる、ということになります。

自宅での試験をどうやって監督しているのか

このような技術で、なんと自宅からの試験まで可能になるわけですね。

しかし、自宅での試験をどうやって監督するのか? これは大きな疑問です。

Exam administration policies :: Exam policies :: Educator resources
Certiport is committed to ensuring that its certification exams are respected and valued in the marketplace. Accordingly...

基本的には、直接の担当試験官が、リモート画面やWebカメラなどを利用して、不正行為を行わせない責任を負う、という形のようです。

さらに、デジタルフォレンジック技術を用いて、試験中のマシン操作のパターンから不正をあぶりだすこともやっているようです。

試験官自身の技量と努力がなければできないでしょうし、困難もともなったであろうと思います。

2021年初頭までの日本の感染レベルであれば、おそらく「ここまでしてリモートでやろうとは思わない」ということかもしれません。60万人のコロナ死者を出したアメリカでは、しかし、このような技術が社会の要請であったのでしょう。

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MOS365&2019の最新情報を随時更新していきます

以上、MOS 365&2019について現時点で分かっていることをまとめてみました。

ほぼ全科目が開始され、今後あまり新しい情報は出ないかもしれません。時折更新しつつ、新バージョン Office 2021への対応状況を追っていきたいと思います。

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MOS試験対策のレッスンを全国対応のオンラインで行っています

教室では、多くの合格者を輩出してきたノウハウをもって、MOS試験対策のレッスンを実施しています。

2021年6月時点で、当教室は新型コロナ対策のため、オンラインレッスンを実施しています。

お住まいの場所に関係なく、オンラインで教室と同じレッスンを受けることができます。

コロナ禍の終わりを黙って待つのではなく、少しでも何かできないかお考えの方は、ぜひご検討ください。

MOS対策コース | キュリオステーション志木店

キュリオステーション志木店 MOS対策コース トップページのスクリーンショット

お近くでない方も、キュリオステーションは全国に展開しています。近くにキュリオステーションがないか、ぜひ確認してみてください。

キュリオステーション(本部)ホームページはこちらからどうぞ。

キュリオステーション本部ホームページのスクリーンショット
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